追加彫刻工事の過程とは?
投稿日:2012年07月06日
こんにちは。ハピネスパークの田原です。
やはり梅雨本番なので仕方がないですが、毎日、傘が手放せないです。
しかし、最近の雨はメリハリがあると言うか、降る時と降らない時との差が
極端なので、雨が降っていない時には、ついつい傘を置き忘れてしまいます。
まだまだ梅雨は本番なので、もうしばらくこのような感じなのでしょうね。
と、いうことで、梅雨の晴れ間を利用して、先日、追加彫刻工事の打合せに、
とある霊園に行って参りました。
ところで、お墓に彫られている文字は、今は専用のパソコンソフトで作成することが
当たり前になってきました。新しくお墓を作る場合は新規で文字を入力していきますので、
比較的作業はラクなのですが、
このようにすでに彫刻されているものは、現状の字体に合わせなくてはならないので、
大変手間がかかる作業となります。では、どのようにして既に彫刻されている文字に似せさせると思いますか?
答えは↓
拓本を採ります。「墨ずり」とも言いますが、この方法が一番確実なのです。
私は、この写真の通り、鉛筆でこする方法で拓本をしています。
この方法が手間無く、汚れないので近隣の方にご迷惑もお掛けいたしません。
キレイに型がとれました。
この字体をベースに追加での彫刻をしていきますが、
その作業風景はまたの機会にでもご紹介させていただきます。