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シャガール展2012

 こんにちは。㈱西鶴の営業担当石川です。

 十一月になり昼間は心地よい気候なのですが、朝晩がずいぶん冷え込む
ようになってきました。
 みなさまくれぐれも体調管理にお気をつけ下さい。

 さて今日11月3日は「文化の日」です!文化や芸術にふれあう日です。
ということで先日行きました「シャガール展2012」のご紹介をさせていただきます。

 展示会が催されているのは京都市の烏丸御池にある「京都文化博物館」です。

 まず「シャガール」とは本名マルク・シャガールというユダヤ系ロシア人で
フランスで20世紀に活躍した画家で、僕の1番好きな画家です。
 

 彼の故郷のロシアを思わせる青を基調としながらも、当時フランスで流行した
キュビリズムの影響を受けた自由な構図とユダヤ文化や宗教間をを感じさせる赤、黄色、緑などの
色彩豊かな作品の多いシャガールの絵画は、とても愛に満ちた作品が多く、今回の展覧会についても
サブタイトルもずばり「―愛の物語―」です。

 今回の注目作品をあげるとまずパンフレットやチケットのデザインにも採用されている
「街の上で」でしょう!
 ロシアの国立トレチャコフ美術館所蔵の作品で、シャガールの奥さんベラさんとの愛に
あふれた代表作です。また今回代表作「散歩」も展示されています!

 次に僕が楽しみにしていたのが「ユダヤ劇場への誘い」という8メートルを越える
巨大な壁画です。モスクワの国立ユダヤ劇場の依頼を受けて30代前半のシャガールが
描いた超大作で、他の壁画とともに展示されています。

 ほかにも素晴らしい作品が多く展示されていて、とても言葉では伝えきれない素晴らしい
展示会でした。11月25日まで開催されていますので、興味のある方は是非足を運んでください。

 ちなみに今回の会場「京都文化博物館」の別館は旧日本銀行京都支店の建物で重要文化財です。

 ではみなさん芸術の秋をお楽しみくださいね!