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魂抜き・抜魂(ばっこん)・お性根抜き(おしょうねぬき)ってなんですか?

こんにちは!
ハピネスパーク交野霊園の四ツ辻です。

梅雨を待っていたら7月が近づいてきましたね。
天気予報を見ていると、やっと梅雨入りの気配がしてきました。
ひとっ跳びして夏になったような気候ですが、ご自愛ください。

先々週の日曜日は父の日でしたね!
スタッフ全員でお供えさせていただいた向日葵への
嬉しい言葉をいただき、私も幸せな気持ちをいただきました。
ありがとうございました:D

今回は、前回の記事の続きです。お骨を納骨する前に、
お墓へ亡くなられた方の名前を彫刻する前に必要な手順である、魂抜きについて、お話しします。

魂抜き(抜魂・お性根抜き)とは

魂抜き・抜魂・お性根抜きとはなんですか?

お墓に亡くなられた方が入っておられる(=お骨を納骨している)場合、
彫刻をする前に、お墓からその魂を一度抜かなければなりません。
お墓からいったん魂を抜き、お墓をただの石にすることを
「魂抜き・抜魂(ばっこん)・お性根抜き(おしょうねぬき)」といいます。

 

お墓の形によって、魂抜きはしないことがあります

前回の記事でも少し触れましたが、お墓に「霊標」もしくは
「法名碑」、「墓誌」などがある場合、魂抜きをしてもらう必要はありません。
魂は「棹石(さおいし)」という一番上にある大きな石に宿っていると考えるからです。
棹石とは、多くの場合、「○○家」などと書かれている石のことです。

したがって、「霊標」や「法名碑」は名前を彫刻するためのものですので、
魂は宿っておらず、魂抜きの必要はないのです。

魂抜きはどうしたらいい?

ほとんどの場合、葬儀や周忌法要でお世話になったり近所、なじみのある
お寺の方に依頼をすれば、墓前で魂抜きのお経をあげてくださいます。
その際、墓前に来ていただくので、お礼としてお布施の準備は忘れないようにしてくださいね。

次回、お墓に亡くなられた方のお名前を彫ってもらうための
手続きについてお話します。