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秋の虫の声に耳をすませば

こんにちは。千年オリーブの森 堺和泉の黒木です。

10月に入って涼しさも増し、夕方や夜になると、どこからともなく虫の声が聞こえるようになりました。

普段何気なく聞いている虫の声ですが、実は知らないこともたくさんあります。

今回は、秋のお参りで見つけられる身近な虫たちの豆知識をご紹介します。

虫はどうやって音を出してるの?

秋に鳴くスズムシやコオロギは、口で声をだしているわけではありません。 実は、羽と羽を細かくこすり合わせることで音を出しています。

右の羽と左の羽にやすりのようなギザギザがあり、そこを素早くこすり合わせることで「リンリン」「コロコロ」というきれいな音を奏でています。 小さな体で一生懸命に羽を振るわせている姿を想像すると、なんだか愛おしくなりますね。

虫の声が聞こえるのは夜が多いのはなぜ?

秋の虫たちが夜によく鳴くのには理由があります。

ひとつは、天敵に見つからないようにするためです。 鳥などの天敵に見つかりにくい暗い時間帯に行動して、仲間を探すために声を響かせています。

もうひとつは、気温と湿度が大きく関係しています。 虫たちは昼間の強い日差しや乾燥が得意ではありません。 空気もしっとりとして声が遠くまで届きやすい夜のほうが、虫たちにとって活動しやすい時間なのです。

鳴いているのは実は雄だけ

きれいな声で鳴くスズムシやコオロギですが、実は音を出して鳴いているのは雄だけです。

雄の虫たちは「ここにいるよ」と雌の虫に居場所を知らせたり、アピールしたりするために鳴いています。 私たちが秋の夜長に聴いている風情ある音色は、実は雄たちの恋のメッセージだったりします。

「虫の声」も秋の風景のひとつ

昔から日本人は、こうした虫の音を単なる音ではなく「心に響く声」として楽しんできました。

スズムシの涼しげな高い音や、コオロギの落ち着いた温かい音など、耳を傾けると種類によって鳴き方が違います。 目で見える紅葉や空の広がりだけでなく、耳で聴く虫の声も、秋の素敵な景色のひとつです。

いつもの景色に、音という新しい楽しみ方を加えることで、秋をより身近に感じられるかもしれません。

この記事を書いた人

株式会社西鶴

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