【世界の食文化】日本のお盆には「おはぎ」!世界の人々は伝統行事で何を食べる?
投稿日:2026年06月13日
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ハピネスパーク牧野霊園の久留島です。
だんだんと気温が高まってきて、毎日のように夏を感じるようになってきた今日この頃ですね。
世界の伝統的なお菓子
日本には、お盆や彼岸の時期に「おはぎ(ぼたもち)」を食べる習慣がありますよね。ご先祖様にお供えし、家族でいただくこの甘いお菓子には、実は深い文化的な意味が込められています。
では、世界に目を向けてみるとどうでしょうか? 中国やヨーロッパなど、世界各地にも「特定の時期に、特定の願いを込めて食べる」伝統的な行事食が存在します。
今回は、風土や文化に寄り添った世界の伝統的な食べ物と、その裏側に隠されたストーリーをご紹介します!
日本:お盆の「おはぎ」
まずは、私たちに馴染み深い日本のおはぎから見ていきましょう。お盆や秋のお彼岸に欠かせない和菓子ですが、なぜ小豆が使われるのでしょうか。
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魔除けの色: 古くから、小豆の「赤」には邪気を払い、災いから身を守る力があると信じられてきました。
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貴重な恵み: 昔は砂糖が非常に高価でした。その貴重な砂糖を使った甘いおはぎは、ご先祖様への最大級の感謝と敬意の表れです。
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季節の移ろい: 春は牡丹の花に見立てて「ぼたもち」、秋は萩の花に見立てて「おはぎ」と呼び名が変わるのも、四季を大切にする日本ならではの風情です。
日本の豊かな自然と、ご先祖様を大切にする精神が、手のひらサイズのお菓子に詰まっています。
中国:中秋節の「月餅」
お隣の中国では、旧暦の8月15日(現在の9月中旬〜10月上旬)に「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」という大きなお祭りがあります。この日に欠かせないのが「月餅(げっぺい)」です。
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完全と円満の象徴: 月餅の丸い形は「満月」を意味すると同時に、「家族の輪(円満)」を象徴しています。離れて暮らす家族も、この日ばかりは集まって丸い月餅を切り分けて食べます。
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風土との繋がり: 中秋節はもともと秋の豊穣を祝う農業祭でした。木の実や塩漬けの卵の黄身など、栄養価が高く保存の効く食材を中に包み込んだのは、厳しい冬に備えるための生活の知恵でもあります。
日本の「お月見団子」と似ていますが、より「家族の結びつき」を重んじる中国文化が色濃く反映されています。
イタリア:死者の日の「ファーヴェ・デイ・モルティ」
ヨーロッパの例として、イタリアの伝統をご紹介します。カトリックの国であるイタリアでは、11月2日を「死者の日(Giorno dei Morti)」とし、亡くなった人々を追悼します。日本のお盆にとてもよく似た日です。
この時期のパン屋や菓子店に並ぶのが、「ファーヴェ・デイ・モルティ(死者のそら豆)」というアーモンドクッキーです。
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なぜ「そら豆」なのか: 古代ローマ時代、そら豆の長く黒い根は「地下の世界(冥界)と繋がっている」と考えられ、死者の魂が宿る神聖な食べ物とされていました。
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形を変えて受け継がれる伝統: 現在では本物のそら豆ではなく、そら豆の形に似せて焼いた甘くて香ばしいアーモンドクッキーを食べるようになりました。
「死者」という少し重い言葉がついていますが、カラフルに色付けされたり、甘い香りが漂ったりと、悲しむのではなく「ご先祖様を温かく迎える」という優しい気持ちに溢れたお菓子です。
世界の伝統食まとめ
日本のおはぎ、中国の月餅、イタリアのファーヴェ・デイ・モルティ。 見た目も味も全く違うこれらのお菓子ですが、根底にある「ご先祖様を想う気持ち」や「自然の恵みへの感謝」は、世界共通なのだと気づかされます。
次に季節の伝統食を口にするときは、「この形や食材にはどんな意味があるのだろう?」と少しだけ想像を膨らませてみませんか?いつもの一口が、もっと美味しく、奥深いものになるはずです。
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