仮装するだけじゃない!ハロウィーンの意外と深い由来と意味
投稿日:2025年10月19日
こんにちは。
千年オリーブの森 堺・和泉の篠田です。
今月は誕生月なので1つ年を取ります。
毎日素敵な1日1日を過ごせるよ努めます。
1. ハロウィーンの起源は2000年以上前のケルト民族のお祭り
ハロウィーンの始まりは、なんと紀元前の古代ケルト民族にまで遡ります。
ケルトの暦では、11月1日が新年とされ、その前夜である10月31日は、夏の終わりと冬の始まり、そして収穫を祝う「サウィン祭(Samhain)」という盛大なお祭りが行われていました。
この日は、この世とあの世を隔てる扉が開き、死者の魂が家族のもとへ帰ってくる日だと信じられていました。いわば、日本の「お盆」に近い感覚ですね。
2. 「ハロウィーン」という名前の由来
サウィン祭の習慣は、ケルト民族がキリスト教化していく中で徐々に変化し、キリスト教の行事と結びついていきました。
キリスト教会は、11月1日をカトリックの「諸聖人の日(All Hallows’ Day)」と定めました。
ハロウィーンという名称は、この「諸聖人の日」の前夜を意味する「All Hallows’ Eve(オール・ハロウズ・イブ)」が短縮され、変化して「Halloween」になったと考えられています。
3. なぜ仮装をするの?
ハロウィーンの夜にこの世にやってくるのは、先祖の霊だけではありませんでした。悪魔や魔女、悪霊といった「悪い霊」たちも一緒に入り込んで、人間に悪さをすると信じられていました。
そこで、人々は悪霊たちと同じような恐ろしい格好に仮装することで、
- 悪霊の仲間だと思わせて、災いから身を守る
- 悪霊を怖がらせて追い払う
といった目的で身を守るようになりました。現代のバラエティ豊かな仮装のルーツは、実は「魔除け」だったのです。
4. かぼちゃのランタン「ジャック・オー・ランタン」の物語
ハロウィーンのシンボルといえば、目鼻をくり抜いたかぼちゃのランタン、「ジャック・オー・ランタン」です。
これはアイルランドの古い伝説に由来します。ジャックという名の悪賢い男が、悪魔を騙したために天国にも地獄にも行けなくなり、悪魔からもらった石炭の火をカブ(後にアメリカでかぼちゃに変わりました)でできたランタンに入れて、永遠にさまよい続けることになったという物語です。
このランタンは、悪霊を遠ざけるための魔除けとして、また、さまよえる魂を導くための目印として飾られるようになりました。
5. 「Trick or Treat!」に込められた意味
子どもたちが家々を回り「Trick or Treat!(トリック・オア・トリート!)」と言うのは、「お菓子をくれないといたずらするぞ!」という意味で有名です。
この習慣の起源の一つには、昔、子どもたちが仮装して家を回り、亡くなった人の魂のために「ソウルケーキ」というお菓子をもらって歩いた「ソウリング」という風習が変化したものだとされています。
これも元々は、悪霊がもたらす災いを避けるために、食べ物で穏便に立ち去ってもらうという、宗教的な意味合いがあったのです。
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