大洲城について

投稿日：2025年03月02日

こんにちは、大阪の霊園ハピネスパーク牧野霊園の
栗原です。

今週は暖かい日が続きますね。雨が多い週ですが、
気温は上がり傾向です。このまま暖かくなっていく
と良いのですがまだ寒い日が有りそうです。

牧野霊園の植栽は一部レイランディを植え替えしま
した。ヤマボウシの替りにレイランディを移植して
統一感を出すようにしました。

大洲城について

大洲城は愛媛県大洲市にあった日本のお城です。鎌
倉時代末期に守護として国入りした宇都宮氏と伝わ
っています。戦国時代に毛利氏に降伏し、天正初年
に長宗我部氏の家臣大野氏により城を追われました。

後に秀吉の意を受けた小早川氏によって滅ぼされま
した。その後戸田氏が入封しましたが転封により藤
堂高虎が入城し近世の城郭として整備されました。
江戸時代初期に脇坂氏が転封されこの両名により天
守をはじめとする建造物が造営されました。1600年
代になり加藤氏が領主になり以後明治維新まで治め
ました。
維新後は殆どの建造物は破却されたものの、地元住
民の活動によって本丸天守・櫓の一部保存されまし
た。しかし天守は老朽化と構造上の欠陥の為に明治
中頃に解体されました。現在の天守は伝統工法を用
いて平成の中頃に復元されたものです。
当時の工法・木造で復元されたもので、明治時代の
写真、藩の作事棟梁家に伝わる天守ひな形など内部
構造を知ることが出来る資料が充実していたため行
うことが出来ました。このように多くの資料が残る
ことは稀であります。又この建造物は建築基準法で
認められない規模構造であるため、当時の建設省や
愛媛県は中々認めなかったが、大洲市の折衝により
保存建築物として建築基準法の適用所がが認められ
ました。年間30日まで場内で宿泊できるとのことで
す。
第二次世界大戦後初の当時の木造で復元された城で
すので是非調べてみて下さい。