日本語が優秀な言語であると言われる理由
投稿日：2024年12月09日
おはようございます。こんにちは、こんばんは。
ハピネスパーク牧野霊園の久留島です。
最近は紅葉シーズンということもあり、京都の嵐山には多くの外国人を見かけるようになりました。外国から来た方々のほとんどは、国籍、出身国にかかわらず英語でコミュニケーションを取ることが常識のようになっているように見えます。ではどうして外国の方々は英語が話せることが常識なのか、その理由を解説していきます。
英語が世界で話されている理由
世界の共通語の一つとして英語が使われていますが、話されている国はかなり多く、ヨーロッパやアメリカはもちろん、アジア諸国、アフリカの国々でも英語は浸透しています。さすが、世界で一番話されている言語と言われるだけはありますね。
しかし、なぜ言語体系（分類・文法などの種類）が全く違う国々でも英語が浸透し、話されているのでしょうか。
その理由の一つとして、学問を扱える言語が少ないため、です。
日本で生まれて生活しているとあまり馴染みはありませんが、小学校や中学校で習う簡単な学習内容もその地の言語では表現が全くできない、という言語の方が世界では当たり前です。
日常生活は日本語で全く問題は無いけど、算数の教科書に書いてある解説は全部英語で書かれている、というイメージです。
日本語が優秀な言語のひとつ！？
日本語は学問を日本語で学習できる点において、言語の中でもかなり優秀な部類（先進的）の言語に当たります。漢字、ひらがな、カタカナの3種類の文字を持つ言語は世界でも異例の言語であるという周知の事実を含め、日本語は世界的に見ても優れた言語のひとつであると言えるでしょう。
ではなぜ日本語は先進的な言語として成り立っているのでしょうか。
歴史的観点からいえば、明治時代の日本では富国強兵政策の一環として西洋化の動きが活発でした。その中で日本語の表現の曖昧さ（断定する言葉の少なさ）が当時の明治政府の中でも問題視され、一時日本の公用語をフランス語にすべきであるという動きをする派閥さえ現れました。
しかし日本の公用語は日本語であるべきだ、という派閥も当然台頭し、西洋から輸入されてくる文化や知識をすべて日本語に翻訳するという動きがありました。その甲斐あってか、現代の義務教育で取り扱われる学問の土台（基礎）がすべて日本語で表され、その応用も同じく日本語で表すこともできるようになりました。
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