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ダイグロシア現象ってなに?

おはようございます。こんにちは、こんばんは。

ハピネスパーク牧野霊園の久留島です。

 

8月も最終日、これから秋に向かって気温も下がっていくはずです。

気温が下がれば動きやすくなり、お買い物や旅行にも行きやすくなりますね。

 

さて、私事ではありますが、先日スイス人の友人とお話をしているときに多言語話者の言葉の切り替えについて話をすることがありました。結論、人による!という残念な結論に落ち着きましたが、世界の中には公用語で多言語を話す国の人や、場所や状況によって使う言葉のテイストを変える文化のある国の人も存在するようです。

そこで今回は後者の「場所や状況によって使う言葉のテイストを変える文化のある国」に着目していきたいと思います!

ダイグロシア現象

ダイグロシア現象とは、前述の通り、「場所や状況によって使う言葉のテイストを変える文化のある国」にみられる現象です。

ダイグロシア現象が発生する言語として有名なのはアラビア語です。アラビア語にはサウジアラビアの方言やエジプトの方言、モロッコの方言など国や地域によって若干変化しますが、アラビア語圏のどの国も公的な場では標準アラビア語を話すことが知られています。

 

日常的に使用する言葉遣いと公的な場での言葉遣いが圧倒的に違うことを一般にダイグロシア現象と言われますが、どの言語がその現象に該当するかを判断するのはかなり難しいと言えます。

日本語はダイグロシア現象に該当するの?

結論から言うと、日本語はダイグロシア現象には該当しません。

日本語には特殊な文法として「敬語」という文体が存在しますが、ダイグロシアの定義上日常的に使用されているものと限定的に使用されているものが区別されていることが条件であり、敬語は日常的に使用されるものであるため日本語はダイグロシア現象が発生しているとは言えません。

ダイグロシア現象の条件

ダイグロシア現象として判断される大きな条件の一つとして、日常で使う言葉と公的な場で使う言葉が大きく違うことが必要です。

例えば、中世ドイツの言語文化はまさにダイグロシア現象が発生していた国です。中世ドイツでは、上流階級はフランス語、民衆は中高ドイツ語(昔のドイツ語の呼称)といったように、身分や社会的な階級によって使用されている言語が異なっていました。

 

以上のような事象が確認されて初めてダイグロシア現象として認知されることとなります。

公用語が多言語の国

世界各国の国々にはそれぞれその国ごとに公用語が定められていることが多く、例えばイギリスでは英語、フランスではフランス語、ドイツではドイツ語、のように1つの国につき1つの公用語が定められていることが多いです。

しかしヨーロッパの中でもスイスは一風変わっており、ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4言語が公用語とされています。地域によって話される言語に差はありますが、それら4言語は全て公用語としてみなされ、公的な機関でも使用されることがあります。

スイスはダイグロシア現象が起こっているの?

多言語が公用語として話されているスイスですが、スイスの事例もダイグロシア現象に該当します。スイスでは、日常会はスイスドイツ語でされますが公的な場では標準ドイツ語で物事を振興していきます。

他にダイグロシア現象が発生している国は、インドやシンガポールなどが挙げられます。

 

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