お盆の由来と歴史について深堀りしてみましょう!
投稿日:2024年08月02日
こんにちは、ハピネスパーク 永代供養付樹木葬専門霊園 千年オリーブの森 京阪奈(枚方大阪)の藤田です。もうすぐお盆ですね。本日は、お盆とは?を調べ、記事にしました。墓地のことが気になる時期ですね。
お盆の起源:仏教から生まれた供養の行事
お盆のルーツは、お釈迦様の弟子の一人である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、餓鬼道に堕ちた母親を救おうとしたという仏教の故事にさかのぼります。目連尊者が仏様に救いの道を尋ねたところ、盂蘭盆会(うらぼんえ)という供養を行えば救えると教えられ、その教えに従って母親を救ったというお話です。
この盂蘭盆会が、日本に伝わり、お盆へと発展しました。
日本におけるお盆の定着
- 飛鳥時代: 推古天皇の時代に、初めてお盆の行事が行われた記録が残っています。
- 奈良・平安時代: 宮中を中心に盛んに行われるようになり、貴族や僧侶の間で広まりました。
- 鎌倉・室町時代: 仏教の普及とともに、一般庶民にも広がり始めました。
- 江戸時代: 各地域で独自の風習が生まれ、庶民の年中行事として定着しました。
お盆と日本の文化の融合
お盆は、仏教の教えと日本の古来からの祖先崇拝が融合した、独特の風習です。
- 精霊棚: ご先祖様の霊を迎えるために設けられる精霊棚は、日本の家屋構造や美意識が反映されています。
- 迎え火と送り火: ご先祖様の霊を迎え入れる迎え火と、送り出す送り火は、火を神聖視する日本の文化が根底にあります。
- 地域ごとの風習: 各地で様々な風習が生まれ、日本の多様な文化を象徴しています。
お盆の言葉に隠された意味
- 盂蘭盆会(うらぼんえ): 逆さにつるされた苦しみという意味。目連尊者の母親が餓鬼道で苦しんでいた様子を表しています。
- 精霊: ご先祖様の霊を指します。
- 盆: 供物を載せる器を指しますが、転じてご先祖様の霊そのものを指すこともあります。
まとめ
お盆は、単なる宗教行事ではなく、日本人の生死観や家族観、そして地域社会とのつながりを象徴する大切な行事です。仏教の教えと日本の伝統が融合し、現代まで受け継がれてきた、日本の文化を代表する行事の一つと言えるでしょう。
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