スポーツの聖地(ゴルフ編)

投稿日：2024年04月29日

こんにちは。

千年オリーブの森堺・和泉の竹内です。

春を通り過ぎて夏の暑さを感じる今日この頃…。

運動だけでなくお出かけする際は、こまめに水分補給をして熱中症にはくれぐれもご注意ください。

今回のスポーツ

今回取り上げるスポーツは、「ゴルフ」です。ゴルフは、プレーヤーを見張る審判がおらず、個人の良識に委ねられていることから、紳士・淑女のスポーツとしても知られています。

ゴルフは、国内でも人気のスポーツの一つで、趣味や付き合いなどで実際にプレーをしたことや、テレビゲームなどで遊んだことがある人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなゴルフの聖地を紹介いたします。

日本における「ゴルフ」の聖地

日本におけるゴルフの聖地のとして、ご紹介するのは兵庫県神戸市灘区六甲山町一ケ谷ある「神戸ゴルフ倶楽部」です。

このゴルフ場は、日本における最初のゴルフ場として知られており、当時開港したばかりの神戸に降り立ったイギリス人貿易商A.H.グルームによって造られました。1903（明治36）年5月24日に、神戸ゴルフ倶楽部の開場式が催され、当時の兵庫県知事であった服部一三が始球式で記念すべき第一打を打ったと記録されており、そのボールは神戸ゴルフ倶楽部のクラブハウス内でマントルピースのオーナメントとして今なお大切に保管されているとのことです。

神戸ゴルフ倶楽部は、創立当初から数人の日本人会員が名を連ねていましたが、名誉会員的な存在であり、1905（明治38）年になって初めて日本人がプレーしたという記録が残されています。尾の後徐々に日本人会員の比率が増え、1926（大正15）年には外国人対日本人の会員数が逆転しました。その後第二次世界大戦直後には、ゴルフ場を米軍のゴルフ場として接収されましたが、1952（昭和27）年2月には返還され、今に続きます。

残念ながら「神戸ゴルフ倶楽部」は会員制の為、気軽に入ることはできませんが、もし行く機会がございましたら先人たちが楽しんだゴルフ場を満喫してみては、いかがでしょうか。