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ナンバープレートの見分け方

こんにちは、ハピネスパークの西村です

春の雨が続いております。
これだけ雨が続くのは珍しいのではないでしょうか?
早く晴れやかな天気に戻ってほしいです。

さて、本日はナンバープレートの話です。

公道を走る車に表示義務のある車のナンバープレート

車のナンバープレートは、道路運送車両法によって、公道を走る車には表示義務が課されているものです。正式には、登録車(軽自動車以外の自動車)に取り付ける物を「自動車登録番号標」、軽自動車に取り付ける物を「車両番号標」といいます。
登録車のナンバープレートは運輸支局で、軽自動車のナンバープレートは軽自動車検査協会の自動車検査登録事務所で手続きをすることで取得できます。

ナンバープレートの主な役割は、車両の識別と所有者の特定です。ナンバープレートを見ればどこで使用されているどんな車かがわかるようになっていますし、私有地に放置されている車両の持ち主を知りたいなど、正当な理由があればナンバープレートから車の所有者を調べることもできます。

車のナンバープレートの見方

車のナンバープレート上に記載されている情報は、大きく分けて5つあります。順に詳細を確認していきましょう。

地名

ナンバープレート上の地名は、その車の「使用の本拠の位置」を管轄している運輸支局か、自動車検査登録事務所の所在地を表す地名になります。使用の本拠の位置とは、車庫証明や車庫の届出の申請書類に記載するもので、実際に車を使う場所のことです。基本的には、車の使用者の現住所になります。

運輸支局や自動車検査登録事務所の管轄がどう分かれているかは、都道府県によって異なります。例えば、京都府は京都府全域をひとつの運輸支局・自動車検査登録事務所が管轄しているので、現住所が京都市でも舞鶴市でも、ナンバープレートに表示される地名は「京都」です。
一方、神奈川県は「横浜」「川崎」「相模」「湘南」の4つに分かれているので、現住所が横浜市なら「横浜」ナンバーに、小田原市なら「湘南」ナンバーになります。

分類番号

地名の右隣にある3桁の数字は「分類番号」といい、1桁目が車の用途や種別を表しています。俗に「3ナンバー」「5ナンバー」などといわれるのは、1桁目が「3」の普通乗用車と「5」の小型乗用車のこと。1桁目が1~3なら普通車、4~7なら小型車という分類です。

車のナンバープレートの分類番号(1桁目)の詳細

1桁目の数字 車の用途・種別
1 普通貨物車(貨物の運送に使うもの)
2 普通乗合車(人の運送に使われ、定員が11人以上のもの)
3 普通乗用車(人の運送に使われ、定員が10人以下のもの)
4・6 小型貨物車、軽貨物車
(貨物の運送に使われるもので、小型車または軽自動車の条件を満たすもの)
5・7 小型乗用車、軽乗用車
(人の運送に使われるもので、小型車または軽自動車の条件を満たすもの)
8 特殊用途自動車
9 大型特殊自動車
0 大型特殊自動車の建設機械

 

ナンバーだけ見ても、かなりの情報が得られます。

私達が普段載っている車は、おおむね3ナンバーか5・7ナンバーになります。

こうやって、改めてナンバーを見ると面白いですね。