ブレーキパッドの交換について ハピネスパーク牧野霊園
投稿日:2023年12月16日
こんにちは、ハピネスパーク牧野霊園の西村です
寒い冬が到着したかな?と思いましたが、
意外と寒くなりきらないですね。
今年は初雪はまだ先なのでしょうか?
ちらつくくらいだと冬だなという感じがして、嬉しいんですけどね。
さて、今回のお話はブレーキパッドの交換についてです。
ブレーキパッドの交換時期(寿命)。車検で残量は調べる?
車やバイクには、「ブレーキパッド」という部品が搭載されています。
一体どのような部品なのでしょうか。
ブレーキパッドの部品の役割や、交換時期(寿命)、車検についてご説明します。
ブレーキパッドは、どのような部品?
ブレーキパッドは、ブレーキの制動を行う重要な部品です。主に自動車やバイクに使われています。それぞれどのような働きをしているのかを、見てみましょう。
自動車の場合
タイヤの内側に位置する、「ブレーキローター」という部品とセットになっています。
ブレーキローターは、タイヤと連動して回転する金属の円盤のような形の部品です。
ブレーキパッドは二枚一組でブレーキローターの両側に設置されています。
ブレーキをかけると、ブレーキパッドがこのブレーキローターを両側から強く挟み、パッドの摩擦によりタイヤの回転を停止させるしくみです。
バイクの場合
「ディスクブレーキ」と呼ばれるタイプのブレーキで、ブレーキパッドが使用されています。
バイクの場合、ホイールとともに回転している「ディスクローター」を挟み込み、タイヤの回転を制動させます。
足回りのディスクローターを挟み、タイヤを停止させるというしくみは、自動車と同じです。
ブレーキパッド周辺のサビや異音について
車やバイクで走行していると、ブレーキ付近から異音がする場合や、ブレーキディスクにサビが生じることがあります。
このような現象が見られても、そのまま乗っても問題はないのでしょうか。
サビのあるブレーキディスクで、走ってもいいの?
ブレーキディスクやブレーキローターにサビが出ている場合も、基本的にはそのまま走行して問題ありません。
なぜなら、ブレーキの使用によってパッドとの接地面も摩耗しているため、乗車しているうちにサビは取れてくるからです。
サビ自体は走っていると消えてくるので、通常の範囲のサビであれば問題はないでしょう。
ただ、サビが削れるということはブレーキディスクそのものも摩耗し、少しずつ薄くなっているということです。
万が一の事故を防ぐため、車両の定期点検は欠かさないようにしましょう。
ブレーキの異音はブレーキパッドの残量不足?
車の場合、制動時にブレーキから異音がするのはブレーキパッドの摩耗が原因の場合があります。
なぜなら、車のブレーキパッドは摩耗によって目減りしてくると音が出るようにつくられているからです。
そのため、ブレーキの異音は「ブレーキパッドが摩耗していますよ」という車からのアラートである場合があります。
そのまま使用を続けていると事故のリスクが増加することもあるため、早めに点検してもらうようにしましょう。
バイクの場合も、車と同様にブレーキパッドの摩耗によって異音が発生することがあります。
摩耗したブレーキパッドを交換せずに乗り続けると、制動力が低下して事故のリスクが増大します。
異音がある場合は、早めに販売店に持ち込むのがよいでしょう。
ブレーキパッドにグリスを使うのも、一つの方法
ブレーキパッドの鳴きが気になる場合は、グリスを使うのもよいかもしれません。
ブレーキパッドを交換したうえで、ブレーキグリスや鳴きどめグリスを使うようにするといいでしょう。
ブレーキパッドの寿命と交換時期
車やバイクに安全に乗るために、ブレーキパッドはどの程度の期間で交換するとよいのでしょうか。
自動車の場合、ブレーキパッドの山は、ブレーキを使用すると少しずつすり減っていきます。
ブレーキパッドは残量が少なくなるとブレーキが利きづらくなり、制動距離が延びる傾向にあります。
ブレーキパッドの交換目安は、パッドの残量が2mmになったタイミングが適切です。
走行距離だと、新品に交換した後に30,000kmから50,000km程度走行した時期が目安になります。また、乗車していて「ちょっと利きが悪いかな?」と感じる場合も、整備工場やディーラーに相談しましょう。
バイクの場合も、すり減ってきたブレーキパッドは交換が必要です。
こちらは自動車よりも短いスパンでの交換が必要になり、新品の状態から計算して5,000kmから10,000kmが交換の目安になります。
車検では、どのくらいブレーキパッドの残量があればいいの?
車検では、ブレーキの利き具合もチェックします。
では、ブレーキパッドはどの程度残量があればよいのでしょうか。
バイクも車の車検にも、「ブレーキパッドの残量」という検査項目はありません。
ではどのようにチェックするのかというと、実際に検査機器でブレーキの制動力を計測します。
つまり、実際にブレーキを作動させて規定内の制動力があるかを確認するのです。
そのため、理論上はブレーキパッドの残量が2mm以下でも、検査時の制動力計測に合格すれば車検はパスできます。
しかし、その状態で公道を走行するのは危険です。
ブレーキパッドの残量が少ないことが事前にわかっているのであれば、車検を機に新品に交換するのがよいでしょう。
まとめ
車とバイクのどちらにおいても、ブレーキパッドが摩耗した状態で運転していると、とっさのブレーキが利かずに思わぬ事故を引き起こす可能性があります。
自分や同乗者の命を守るためにも、早めにブレーキパッドは交換を心がけるようにしましょう。
気になる方は、近くの修理工場や、ディーラーなどにご相談ください
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