スイスの公用語って……？

投稿日：2023年12月06日

おはようございます、こんにちは、こんばんは。ハピネスパーク牧野霊園の久留島です。

ザ・冬といった季節になり、最近では毎日玄関で覚悟を決めてから外に出るようになりました。外気に怯え、ブルブルと震える日々を過ごしている今日この頃ですが、スイスではもう雪が降り積もっているそうで、スイスに住んでいる友人はもうすでにアドベントカレンダーも開けているそうです。

物価が世界平均の約2倍といわれているスイス、実は公用語の数もかなり多いことで有名です。本日はそんなスイスで話されている公用語を紹介していきます。

スイス・ドイツ語

スイス・ドイツ語ってなに？

僕も初めてこんな言語があると聞いたときは、ドイツ語とどう違うの？と純粋に疑問に思いました。結論から言うと、ドイツ語というのはドイツ語圏で話されている、分類上ドイツ語として識別されている言語の事を指しており、スイス・ドイツ語というのはスイスで話されているドイツ語の方言ということになります。

しかし、ドイツ語話者からしてもスイス・ドイツ語というのは外国語のような存在で、聞き取れたとしてもあいまいな程度にしか理解が出来ないというのが現実です。

スイスの中でも地域によって変わってきますが、フランス語やイタリア語も公用語として話されています。フランスやイタリア、それぞれの国境付近でこれらの言語が公用語として話されてはいますが、地域によっては全く通じないこともまた事実です。

スイスの公用語において外せない言語がロマンシュ語です。言語学的には、インド＝ヨーロッパ語族・ロマンス語派に分類されるマニアックな言語の一つです。元祖スイスの言葉とも言えるロマンシュ語ですが、近年では話者数も少なくなり、消滅してしまうのではないかと危惧されている言語でもあります。

ロマンシュ語はイタリア語に近い言語とされていますが、同じヨーロッパ言語でも分類が異なるゲルマン語派のドイツ語の影響を強く受けており、スイス独自の言語として確立されています。

ロマンシュ語はスイス中部で話されているため、スイス中部へ旅行に行く予定のある方は、ぜひロマンシュ語を話してみてください！！！

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