結膜炎とは　千年オリーブの森大阪奈良京都京田辺

投稿日：2023年10月14日

こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園)中野です。

季節の変わり目を迎え、気温や空気の乾燥により様々な病気が引き起こされることがあります。

季節性やアレルギーによって起る結膜炎とはどういった病気なのでしょうか？

結膜炎ってどんな病気

結膜炎は、まぶたの裏側の白目の表面を覆っている目の透明な薄い膜が炎症を起こす眼の病気です。

血管やリンパ組織が豊富なため細菌やウイルスが増えやすいといわれています。

適切な治療を行わないと、ひどい場合は、視力低下などが起る可能性もあるので、注意が必要です。

症状は主に

・目の赤み

・目のかゆみ

・目やに

・目の腫れ

・涙の量が増える(涙目)

・目の中に起こる異物感

・目の充血

結膜炎の種類

・感染性結膜炎

細菌・ウイルス、真菌などの病原体による感染が原因で発症する。細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎

・アレルギー性結膜炎

アレルギー反応によって引き起こされ、通常、花粉やハウスダストなどのアレルギーが原因。目のかゆみ、、涙目、充血などの症状が特徴

・化学性結膜炎

目が有害な化学物質にさらされた場合に発症し、煙、薬品、蒸気などが原因

・乾燥性結膜炎

目の乾燥により、涙が不足していることから発症する。結膜が過度に乾燥し、かゆみ、充血、不快感がおこる。

・化膿性結膜炎

結膜に膿を伴う感染がおきる。細菌感染が主な原因

・疾患性結膜炎

リウマチや扁平苔癬や天疱瘡などに関連して発生することがある

結膜炎治療と予防

このように様々な種類の結膜炎があり、治療法にも違いがあるため、医師に相談して適切な治療をする必要があります。

主には抗生物質の点眼薬や抗アレルギー薬やステロイド点眼薬や、目の乾燥の場合は、人口涙液が処方され目の潤いを保つような治療がなされます。

予防方法は、ウイルス感染を防ぐために、目に触れる手を綺麗に洗う、コンタクトレンズをしている場合は適切に使用する、花粉などのアレルギーの場合は、アレルギー薬を服用したり、花粉を除去するような空気清浄機を使用する、目の乾燥の場合は、湿度を適切に保ち目を潤すような目薬を日頃から使用する、直接触れるタオルや枕などを共有しないなどで対策をすることも可能です。