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同じアリでも見た目が違う?

こんにちは、ハピネスパーク交野霊園の上田です。

台風や酷暑など、例年通りの夏が今年も来ましたね。外に出た瞬間、湿気が張り付き、汗が滲むいつもの夏です。どうして夏は冬が恋しくなり、冬は夏が恋しくなるのでしょうね。

 

さて本題です。グンタイアリなど強い攻撃性のあるアリに関してご存知の方も多いかもしれません。その強いアリたちは蹂躙し続けることができるのでしょうか。そんなことはありません。もしそうならこの世には強いアリしか存在しないですよね。今回は防御面に特化したアリをご紹介いたします。

大きい頭のオオズアリ

オオズアリは働きアリの一部が大型の兵アリとなります。この大型働きアリは、同じ種の小型働きアリの2倍ほどの大きさで、体長の半分ほどが頭部となっています。

グンタイアリが巣を襲ってきた時には、仲間たちと巣穴をその大きな頭部で塞ぎ、巣への侵入を防ぎます。このとき巣穴は隙間なく塞がれてグンタイアリは入れず、グンタイアリに攻撃されても大きな頭部を持つ兵アリは微動だにせず、巣穴を守り続けます。

グンタイアリが侵攻を諦めるとバラバラと防御のフォーメーションを崩し、仕事に戻ります。

大きな頭部はこの防御の為だけでなく、そこに詰まった筋肉を生かし、エサなどを顎で細かく切ることも可能であるため、兵アリというよりかは万能働きアリと言う方がもしかしたら近いのかもしれませんね。

 

オオズアリもですが、ナベブタアリも変わった見た目の頭部をしているので、是非調べてみてください。その時になんでそんな形なのかも調べてみるといつか使える豆知識になるかも。。。

 

まだまだ暑い日は続きますので、室内でも水分補給や熱中症対策はお忘れなきよう。