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アリは死んだら…

こんにちは、ハピネスパーク交野霊園の上田です。

温かくなりはじめ、まだ涼しい風が心地良い時期になりました。

バラの蕾も大きく膨らみ、開花が待ち遠しいです。

 

アリについて

まずアリは、自分達の仲間であるかどうかを体表の炭化水素の組成比(体表の匂い)で判断しています。それが異なると敵だと判断し、追い出したり攻撃したりという様子が見られます。アリの巣で暮らすクモやアリヅカコオロギなどは、この匂いをアリに触れて奪ったり蛹や幼虫を食べてその成分を出したりして、仲間であると騙しています。

 

仲間が死んだら

アリは仲間が死んだことを、匂いで判断します。死んでいる事がわかると、その仲間を巣の中のゴミ捨て場や巣の外に捨てに行きます。これは女王アリに対しても同じです。なぜ捨てるのかに関しては、その個体が病気を持っている場合、死骸に繁殖する細菌がアリにとって有害である場合が可能性として存在する為です。

ちなみに生きているアリにその匂いをつけると、仲間のアリはまだ生きているアリでも捨てに行くことがわかっています。

病気のアリのイラスト