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疫病神とは 祇園祭

こんにちは!千年オリーブの森の中谷です。

起きた瞬間から暑く、毎年こんな暑さだったのか毎日驚いています。

疫病神(えきびょうがみ)について

厄病神ともいい、疫病を流行させる原因となる神のことを指します。

 

古代日本では、病気は神霊によってもたらされるものであると信じられていました。

流行り病や不治の病と思われていたものは、怨霊やもののけによるものであると思われていました。やがてそれらが、疫病神という病をもたらす存在として信じられるようになりました。

 

疫病神を恐れることで、家から出なくなったりと、結果的に感染を防ぐ策がとられていた形になります。

 

村の外から侵入してくると思われていたところから、村境においてこれを防ぐための祭りと、追い出す送りの行事が盛んに行われてきました。

 

反対に、悪神と考えられる疫病神を積極的に家に迎えてごちそうで歓待し、翌日送っていくことにより、逆にこの病気から守護してもらうという習俗もみられます。

 

 

 

疫病神は御霊 (ごりょう・たたりを起こす死者の霊) の一種と考えられていました。

流行病の発生や天災なども貴族間の勢力争いに敗れて死んだ者の霊のたたりであると信じられるようになり、それらの霊を祀ることが盛んになりました。

御霊を鎮めるために催されたのが「御霊会(ごりょうえ)」です。

 

有名な疫病神とお祭り

牛頭天王(ごずてんのう) 京都の八坂神社の祭神です。

先日行われた祇園祭は牛頭天王を祀り、疫病消除(えきびょうしょうじょ)を願って行われるお祭りです。

祇園祭では山鉾が京都中を回り、町中をさまよう疫神を集めて川に流し、都の外へ送り出します。

 

 

 

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