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日本の仏教ってどんなもの?①

こんにちは

千年オリーブの森の大榎です。

千年オリーブの森では、藤が見頃を迎えています。

もう少しすればバラも開花しそうです。

 

 

街中には多くのお寺があり、葬儀や法要の際だけ目にするお坊さん、日本人の生活には仏教が深く根ざしています。

 

そんな仏教ですが、なぜ、どうやって日本に来て、どのように根ざしていったのでしょうか?

 

日本に仏教が来たのは

日本に仏教が来たのは今から約1400年程前です。

そもそも仏教はもともとインドで生まれましたが、

その後アジアの諸地域へ何百年という時間をかけて広がっていきます。

 

 

その中で、中国に伝わった仏教は朝鮮半島に伝わり、その後百済(現在の韓国にあたる)から日本に伝わりました。

その際、仏像や経典(仏の教えが書かれているもの)がもたらされました。

 

しかし、日本には元々、八百万の神を信仰する文化がありました。今でいう神社です。

身の回りのいたるものに神が宿ると考えられ、特定の像に向かって手を合わせるといったいわゆる偶像崇拝(ぐうぞうすうはい)はありませんでした。

当時の日本人の生活に神は深く馴染んでいたので、政治をする人たちの中にも神を祀り、神事をする人々もいました。

当然、そういう人たちは外国からきた新しい考え方、神を受け入れることに反対します。

一方で、新しい神様=仏を支持する人も出てきます。

対立が起こり、物部氏(反対派)と蘇我氏(賛成派)が戦った結果、蘇我氏が勝利します。

ちなみに…

ちなみにこの物部氏(もののべし)は、「武士(もののふ)」という言葉の語源になったと言われています。

 

また、かの聖徳太子はこの戦いの際に蘇我氏側につきます。

戦いに勝ちますようにと聖徳太子は四天王に願をかけます。結果勝利したことから、四天王寺という寺を建てます。それが現在大阪にある四天王寺です。周囲は天王寺という地名にもなっていますね。

 

 

蘇我氏が勝利した結果、日本で仏教は受け入れられ、奈良時代にさらに発展していきます。

 

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