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内宮と外宮の建築様式の違い 伊勢神宮

こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)の中谷です。

伊勢神宮の建築様式

伊勢神宮の内宮、外宮の正殿は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」と呼ばれます。

「神明造」とは、神社建築様式のひとつで最も古いものです。神明造は奥行きより幅が大きく、高床倉庫から発展し穀物の代わりに神宝を納めるように変化したと考えられています。

伊勢神宮の内宮と外宮の正殿の様式は、他の神社が同じ社殿を建てるのを明治新政府によって禁止されているため、「唯一神明造」と呼びます。

 

内宮と外宮の建築の違い

鰹木(かつおぎ)の本数が異なります。

内宮は10本、外宮は9本となっております。

鰹木とは、屋根の上に棟に直角になるように、何本かで平行に並べられている部分です。

 

「鰹木の数が偶数なら女神を祀り、奇数なら男神を祀る」という俗説があります。特に、諸説はないため正確なところは明らかではありません。

また、鰹木の数は、平安時代には、大社が8本、中社が6本、小社が4本という決まりがありましたが、現在では神社により本数は異なります 。

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