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浄瑠璃寺

こんにちは。㈱西鶴の営業担当石川です。

秋のお彼岸の時期となり、おかげさまで「ハピネスパーク交野霊園」も
「ハピネスパーク牧野霊園」も多くのお参り客さまやご見学、のお客さまにご来園いただいております。
本当にありがとうございます。

とこで今年の秋分の日は116年ぶりに9月22日になったそうです。
しばらくは閏年は22日それ以外の年は23日になるそうです。

さてお彼岸ということで先日京都府加茂町の浄瑠璃寺に行ってきました。
今回は霊園の話題を離れ個人的に好きな浄瑠璃寺の紹介を簡単にさせて頂きます。

真言律宗の浄瑠璃寺は東の三重塔と西の九体阿弥陀堂と中央宝池からなる
1000年近い歴史を持つ名刹です。

まず最初にお参りするのが薬師如来を祀る三重塔です。
薬師如来は東方浄土の仏さまで現実の苦悩を救済して下さるそうです。

この三重塔には重要文化財の藤原時代の薬師如来像が祀られています。
ちなみに三重塔は国宝です。

三重塔から中央宝池越しに九体阿弥陀堂を礼拝します。

池の西側にある九体阿弥陀堂は名前通り九体の阿弥陀如来が祀られています。
阿弥陀如来は西方浄土へ迎えてくださる来迎仏だそうです。

こちらのお堂には観無量寿経にある九品往生の考えから下品下生から
上品上生まで九つの往生の段階をあらわす九体阿弥陀如来像が祀られていますが
藤原時代に流行したこのスタイルも今は浄瑠璃寺にのみ残されています。
お堂も如来像も共に国宝です。

人は薬師如来によって現世に送り出されて、釈迦如来の教えに従い煩悩の河を
越えて彼岸をめざして精進することで阿弥陀如来に西方浄土に迎えられるそうです。
そのような仏教の教えをお寺全体で表現されている素晴らしいお寺です。

他にも吉祥天女像や四天王像など多くの国宝や重文があります。

興味のある方は是非一度お参り下さい。