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お墓の十字架

こんにちは。㈱西鶴の石川です。
8月も終盤となり、朝晩が涼しく過ごしやすくなりましたね。
 
さて、以前にバルセロナ研修時に訪れました「ポルベノウ共同墓地」の
大きな十字架のお墓についてのご報告の続きを致します。

DSCN0055
こちらが「死神の接吻」という見事な彫刻のお墓の、すぐ近くに建って
いました立派な十字架のお墓です。
 
こちらのお墓の何に驚いたかというと、十字に丸が重なったデザインの
十字架であることです。
これは「ケルト十字」といわれるもので「ケルト系キリスト教」で使用
されるものです。

古い時代のキリスト教で、新しいキリストの神と原住の太陽神(自然神)を
合わせることで、キリスト教の布教が進んだと言われています。
ただし他の宗派に押されて、イギリスの一部に残っているものだと言われて
いる十字架のデザインなのです。
そのケルト十字がバルセロナの地に堂々と残っていることに驚きました!
 

難しい話をしているように感じられたら、すいません。
 
sim[1]
実は25年ほど前に買ったイギリスのハードロックバンド「ブラックサバス」の
アルバムジャケットに興味を持って調べたことがあり、「ケルト十字」のことを
知っていただけなんです。
 
 
さて十字架のデザインといいますと、ガウディの十字架も特徴的です。 

IMG_0653
正面からだけでなく、横からみても「十字」に見えるようにガウディがデザイン
を考案したそうです。
下から見るとお花のようにも見えますね!
カサミラやサクラダファミリアでもたくさん見せていただきました。
 
 
P1210127 
また、先日ハピネスパーク牧野にてお墓を建立されたお客様がロシアのキリスト教
ということで、特徴的な十字を彫刻されました。
 
キリスト教で使用される十字架にも、さまざまな形があり、歴史や理由があることを
再認識させていただきました。
本当に面白いですね!

ありがとうございました。