喉仏(のどぼとけ)と樹木葬
投稿日:2020年12月25日
本日は12月25日、メリークリスマス!
今年2020年、令和2年もあと1週間となりました。今年一年を振り返られていかがでしょうか?
喉仏(のどぼとけ)
さて、喉仏は、火葬後に骨壺に収骨する際は一番上に収めたり、または少し小さめの手持ち用骨壷に収められます。喉仏の正体は、甲状軟骨という軟骨だそうです。喉の突起はその軟骨が隆起したものだそうです。軟骨は火葬によっては消えてなくなってしまうようです。私が思っていた喉仏は、実は背骨の上から二番目の骨で「軸椎(じくつい)」ということを知りました。
西洋ではその喉の隆起をアダムのリンゴと呼んでいます。アダムが禁断の実であるリンゴを口にしてしまい、神に見つかって慌てて飲み込んだところ、喉に引っ掛かって腫れでたと言われています。
日本では、火葬後の軸椎をよく見ると、仏様が合掌しているように見えることから喉仏と呼ばれているようです。先日、親族の喉仏を拝見する機会があり、まさに仏様が手を合わせている様でした。
このように東洋、西洋で、外からも目立つ喉元に宗教的な意味合いを持っていることに大変興味深さを感じます。
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