もうすぐ三月ですね。
二月は逃げるとは、よくいったものです。
特に緊急事態宣言下での二月だったので、
仕事終わりに買い物に行っても、
いつもより人が少なかったり。
早くいつもの日常に戻ってほしいです。
さて、来園されるお客様に、生前にお墓を建てるのはどうかという質問をされます。
縁起が悪いとか、まだ早いとか、そういったマイナスな事を言われる方もおられるのですが、実際には縁起の良いこととされています。
メリットも多くありますので、ご紹介させていただきます。
生前でお墓を建てることを寿陵といいます
「寿」はおめでたい事やよろこび事に使われ、「陵」は天皇や皇后のお墓という意味で使われます。
世界で初めて寿陵を建てたのは、中国の秦の始皇帝と言われ、始皇陵として現在も残っています。日本では、聖徳太子が寿陵を建てたと日本書記に記録が残っていますが、仁徳天皇陵等が有名です。このように、自分のお墓を建てた著名人がたくさんいるのです。
仏教では寿陵は縁起が良いされているだけでなく、長寿、家庭円満、子孫繁栄を授かるものとも考えられています。
どこまで用意しておくかは個人によって違っていますが、自分のお墓を元気なうちに買っておく事のメリットは多くあります。
満足いくお墓を建てる事が出来る
生前にお墓を建てた場合、自分が満足できるお墓になります。
その最大のメリットは、実物を確認しながら自分が生きているうちに用意ができることです。
自分で選んだ霊園(墓地)に、自分で選んだ墓石が建ちますので、間違いはありません。
選ぶ霊園(墓地)の基準はさまざまですが、家族にお墓参りをしてもらいやすいところなどを選ばれる事が多いようです。
節税対策になる
お墓はご家族にとってかけがえのないものですが、お金に換算できるような価値のものではありません。その為、お墓を相続(継承)するときに、相続税がかかる事はありません。
しかし、財産を相続する場合には、相続税が必要になります。その為、生前にお墓を建てることで、必要になる相続税を節約することができるようになります。
時間的余裕がある
どなたかが亡くなられてからお墓を建てる場合、霊園(墓地)を探してから、お墓の種類を選び、どういった文字を彫刻するか等、ゆとりを持って決める事ができません。
その為、もう少しこうしたかったなどの声が出ることもあります。
時間に余裕があるからこそ、満足のいくお墓を建てる事が出来るようになるのです。
ぜひ満足のいくお墓を建ててください。