愛嬌とは

投稿日：2024年03月22日

いつもお世話になっております、お墓と樹木葬、ハピネスパークの富松です。

春彼岸に入り、過ごしやすい日が多くなってきたとです。

本格的な春到来です。

本日も身近な仏教用語、豆知識をお伝えします。

愛嬌とは「○○は愛嬌のいい子だね」などという言い方をします。

憎めない表情やしぐさ、人に好かれるような言葉や振る舞いを指します。

この言葉は、可愛らしさや親しみやすさを評価するときに使われます。

愛嬌の由来は仏教から

愛嬌は、もともと愛敬（あいぎょう）と書かれ、慈しみ敬う意味の仏教用語でした。

仏教では仏や菩薩の優しく温和な様子を「愛敬相」といい、また、人々の和合を祈り、互いに愛し敬う心を起こさせる行動を〈愛敬法〉といいます。

室町時代頃から、清音の「あいきょう」が用いられるようになり、中世後期頃には清音が多く用いられるようになったと言われております。

この頃から「敬」の意味も薄れ、代わりに「可愛らしさ」「艶かしさ」などの意味を持つようになり、「嬌」の字が当てられて「愛嬌」となりました。

仏事やお墓、生前墓や納骨、墓じまい、お墓の引越しなど、何かご不明なことがありましたら、何でもお気軽にご相談下さい。当霊園のスタッフが必ず親身になって、誠心誠意対応させていただきます。

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