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仏教用語いろいろ

ハピネスパーク牧野霊園、ハピネスパーク千年オリーブの森枚方・牧野の

富松です。

お墓や仏教にまつわる慣用句を紹介します。

仏の顔も三度まで

仏の顔も三度までということわざも仏教から由来しています。

「温厚な人でも無礼を繰り返せば怒る」という意味でよく使われますが、三回目まで許されるのか、三回目で怒られるのかどちらが正しいのでしょうか。

所説ありますが、元の文章の「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」にあるように、三回目で腹を立てている様子がうかがえます。

なぜ三度なのか

仏(お釈迦様)はゴータマ・シッダールタというお名前で、現在のインドの釈迦国の王子として生まれました。隣国のコーサラ国という大国があり、コーサラ国の王様は自分の国の王妃にするために釈迦国に身分の高い女性を要求したそうです。

しかし釈迦国はコーサラ国のやり方に不快感を持ち、身分の低い女性を偽って嫁がせたそうです。

怒ったコーサラ国の王は、釈迦国を滅ぼすべく出兵しました。

釈迦国の王であったお釈迦様は、攻めてきたコーサラ国を説法で引き返させたそうです。

コーサラ国は二度、三度と出兵しましたが、そのたびにお釈迦様の説法により出兵を断念させられました。

しかし四度目の出兵に対しては、お釈迦様も元々は自国にも非があると引き返させることをやめてしまわれたそうです。その結果、釈迦国は滅びてしまったそうです。

このことから三度という数字が使われたという説が有力とされています。

似た意味のことわざ

「仏の顔も三度まで」に似たことわざとして、

地蔵の顔も三度」、「兎も七日なぶれば噛み付く」、「堪忍袋の緒が切れる」、

堪忍庫の戸が開く」があります。

どのことわざも、どんなに温厚な人でも何度も何度も、侮辱されたり理不尽な行為をされ続けると怒り出すという意味です。

 

仏事やお墓、納骨や墓じまいなど、何かご不明なことがありましたら、何でもお気軽にご相談下さい。当霊園のスタッフが必ず親身になって、誠心誠意対応させていただきます。

 

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