今週のカンブリア宮殿は、大阪府門真市に本社があるフィギュアの海洋堂さんだった。入り口には大魔神が飾られており、以前訪問させていただいたときと変わっていなかった。

　この造形集団をまとめているのが館長だ。御年84歳だが、いつも元気で顔にシミも無い。とにかく豪傑で明るい！笑い声は水戸黄門の黄門様と似ているのだ。

　館長の名刺には、創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある！という理念と、ティラノザウルスに乗った館長の写真入り名刺といい、遊びを取り入れた物造りは型破りなのだ。

　元々うどん屋をするか、プラモデル屋をするのか？棒の倒れた方角でプラモデル屋をすることになったそうだ。それが今や大英博物館でもフィギュアが販売されている世界の海洋堂になったのだ。

　造形する職人さん達には、造れるまで待つというスタイルで育てるそうで、とにかくユニークなのだ。食玩から世界の海洋堂へとの登りつめた海洋堂は本当に凄いのだ！

　高知県四万十町の廃校になった学校に、海洋堂フィギュア館ができ、年間10万人の来客があり、町興しをしているのだ。館長は高知県出身で、四万十町で生まれたのだ。

　縁あって四万十町にある馬之助神社の試作品フィギュアを何と私にプレゼントしてくれたのだ。館長には本当に感謝している。今では私の家宝なのだ。