母が亡くなって、ちょうど５年目になる。５年前の日曜日の今日に亡くなったので、早いなあ～と実感してしまう・・・今、生きていれば７１歳なので、６６歳で亡くなったのは早かったなあ・・・と思うこともあった。

　しかし寿命は天命であるので、仕方が無いのだろう。先日、ハピネスパーク交野霊園で契約していただいたお客様の奥様の妹さんが、母のゴルフ友達であった。

　くれぐれもよろしくと言っていただき、母の魂は今も生きているのかもしれない。癌になり、日に日に痩せ細り命の消えていく姿を終始見た私は、辛いことよりも、懐かしい気持ちになるのだ。

　死とは怖くて辛いものかもしれない。しかしそうでも無いかもしれない。スイスの墓地を見たときに、死後とは辛い物でも無いと思えるようになった。そんな明るい空間に入れたからだ。

　あれから５年経った。螢が飛び交う今、母の病室で螢を放してあげた。地球が誕生して人間の寿命等、螢の光ぐらいの短いものなのかもしれない。短い人生はいかに楽しむことが必要か？そんな命日に、ふと考えにふけてしまった。