大学院の授業にもよく出てくる経営理念。弊社の経営理念は「ハピネス（幸せ）を提供する」なのだが、理念の浸透は大切な事はよく理解出来る。

　最近の経営ではコア・コンピタンスや、ビジョンが大切だと、どこのセミナーに行っても言われるのだ。

　昨日、パナソニックの終身客員である木野先生の講演に行って来た。松下幸之助翁の直弟子であり、幸之助翁と遭遇した最後の人と言われている。

　悩みあればこそ、道は無限にあるという幸之助翁の言葉通り、事業主は、常に悩みと課題が与えられてこそ、真の発展があることは当然なのである。

　賢い人は会社を潰す！この言葉を考えると、松下電器やソニー、ホンダ等、創業者達は賢い人というより、利口な人で、素直だったのだろう。先日の心理学セミナーに参加したときにも、先生曰く、成功する人は、素直である！

　昨日の木野先生の話にもそうした意味が込められていたのではないだろうか？御年８５歳の木野先生は、１００歳まで生き、事業のお手伝いをしていきたいと話されていた。凄いバイタリティに、自分に欠けている物が解ったような気がした。