遺体　明日への十日間 | 永代供養樹木葬、お墓ハピネスパーク千年オリーブの森（大阪枚方交野堺和泉京都奈良）社長ブログ

遺体震災、津波の果てにの小説を読んだので、西田敏行が主演で映画化された遺体　明日への十日間を観てきた！
　
もうすぐ東日本大震災から丸２年を迎える。
　その東日本大震災にクローズアップされた映画が初めて上映された。

　小説の遺体は生々しかったが、映画の遺体はそれなりに遺体が登場し、遺体安置場の壮絶だったことが伺えた。

　映画では地震が起こった瞬間もなければ、津波の映像も無し、遺体安置所が殆どの映画であった。

　我々の業界は、故人の尊厳を尊重する仕事だ。
　この映画でも続々運ばれる汚れた遺体に、西田敏行が遺体と語り、遺体の尊厳を尊重していた。

　色々な登場人物が、遺体安置所で精神的にまいってしまうシーンがあり、西田敏行が、ここにあるのは死体では無く、遺体なんです・・・そして１人、１人の遺体に常に語りかけていた。

　映画館内では、多くのすすり泣く声がやまなかった・・・私も死に接する仕事をしていて、この映画を観て改めて考えさせられる事が多かった。

　憤り、怒り、絶望・・・死とは人それぞれで解決できない事も多い。

　尊厳をもって接しなくてはならない事に改めて考えさせられた。

　弊社スタッフ達には必ず観に行ってもらわなくてはならない映画だ。

　