年末からの風邪はしつこかった・・・・
　熱は出ないがだるく喉が痛かった・・・・
　やっと完治し、今日からバリバリ働くのだ。

　聖徳太子の言葉でもある「和を以て貴しとなす」必ず日本人であれば聞いたことのある言葉だ。

　人とカドを立てず仲良くやっていくことという意味だといわれている！
　日本人は火事と葬儀だけはどんな嫌いな奴でも助けてあげろといわれている。
　この考え方は今の時代にそうとうマッチしていると思うのだ。

　テレビでブルネイ共和国に太平戦争時に派遣された知事の話を見た！
　ブルネイはアジアの国では珍しく裕福な国で、税金や医療費がタダの国なのだ。

　現在でも石油や天然ガスの輸出国に日本が90％を占めている！
　驚くほど親日だが、太平洋戦争時にイギリスの植民地から脱却させ日本はいじめなかった事が大きかった。

　ブルネイ知事を務めた木村強氏は、日本政府から石油だけを採取すれば良いという勧告に対して、和を以て貴しとなすの精神で付き合わないと未来が無いと部下を諭した。
　まずは貧しいブルネイのインフラ整備に力を注ぎ、雇用も低賃金ではなく、一般基準の評価をした。

　1年の赴任だったが、別れ際には涙が止まらなかったそうだ！
　仕事は一生懸命正しい事をしていれば、皆に受け止められるということだ。

　だから今もブルネイと仲良くいれるのだ！　
　これは商売と同じ鉄則であり、未来を見ていくのに経営者はすぐに敵を作り、安売りを仕掛ける・・・・
　日本人本来の優しさを大切にしていかなくてはならいことを学ばせていただいた。