2月も後半戦に差し掛かった！
　今月は寒いが、雪も積もるわけでもなく、比較的コンディションも良い状態で仕事が進んでいる。

　先週のカンブリア宮殿で、登場した社長さんが良い事を言っていた！
　牛を4800頭抱えているのだが、必ずつきものは糞の処分だ。

　北海道等での農場では、年配者が糞の処分をスコップ等でしていると重労働となり、後継ぎ問題で悩みのタネになっている話を聞いた事があった。

　親が毎日、毎日、スコップで糞の始末をしている姿を見ていると、後を継ぎたくないのも人情だろう・・・・

　しかしこの鹿児島の農場では、糞の始末はアウトソーシングし、スタッフにはさせないそうだ！
　その処分費は、何と年間2400万円也！
　驚きの数字なのだが、他の仕事が出来るのであれば安い金額なのかもしれない。
　
　社長さん曰く、作業はアウトソーシングし、スタッフ達には牛を見て健康か？どうか？そうした感覚を磨かせている！
　なるほど～一番難しいくて、簡単な事なのだが、やはり自分でした方が、早くて安いと勘違いしてしまう・・・・
　それが誰もが楽しくない作業が始まってしまうのだ・・・・・

　牛も人間も、しんどい時は頭を垂れ、じっーとしている・・・・
　普通の牧場の牛の死亡率は、よくて3％だが、この野崎ファームでは、1％！
　驚異の数字なのである。
　消費者に元気な牛を提供したいそうだ。

　作業はアウトソーシング！
　頭に焼きつく言葉であった。