公開日:2020年02月22日
更新日:2020年02月22日
樹木葬を買うメリット・デメリット
樹木葬を考えている方へのアドバイス
「インターネットで樹木葬という埋葬方法を知ったけど、ここでできるの?」
「樹木葬とお墓は何が違うの?」
最近このようなお声をよく耳にします。
樹木葬という埋葬方法について、知っているという方は多いようですが、その特徴や他の方法との違いについて詳しく知っている方は少ないように感じます。
今回は樹木葬について、今までの埋葬方法との違いや、その特徴についてお話しさせていただきます。
樹木葬を考えるときに気になること
樹木葬には様々な種類がありますが、基本的には「樹木のもとで眠る」埋葬方法を指します。
樹木葬を検討するなかで、来園された方からこういった質問をよくいただきます。
「普通のお墓と何が違うの?」
「跡継ぎを気にしなくていいんですよね」
「宗派は気にしなくていいですよね」
「樹木葬の供養はどうされているのですか」
これらの質問に対して、一般的なお墓と比較して答えていきます。
お墓との違い
お墓と樹木葬の代表的な違いを比べてみましょう。
- 入る人数
お墓:無制限(何人でも入れます)
一般の樹木葬:1~2体がほとんどです。それ以上は追加料金がかかります。
千年オリーブの森では:人数制限はありません。何体でも埋葬できます。追加料金もかかりません。 - 納骨
お墓:墓石の下に関東では骨壺ごと納骨。関西ではさらしの袋に入れて墓石の下に納骨します。
一般の樹木葬:自然のなかに還るように、土の中へ納骨。13年たつとお骨を他人と一緒(合祀)になる。
千年オリーブの森では:さらしの袋の中に遺骨を入れて土の中に納骨します。 - 跡継ぎ
お墓:継承者が必要。一般的には代々長男が継承していく。継承者が管理費を永久に払う。
一般の樹木葬:将来墓守をする人がいなくても大丈夫。期限付きで13年たつと、他人のお骨と一緒(合祀)にされる。
千年オリーブの森では:継承者がいなくなった場合でも、家族だけで眠れ、年3回の合同供養をし、
合祀はしません。
4.金額
お墓:かかる費用としては、石自体のサイズで金額が変わります。
一般の樹木葬:施工の関係で樹木葬の方が比較的安価です。納骨の人数が増えると別途かかります。
千年オリーブの森では:永久に使う場所代、年3回の年3回の合同供養代、墓石代、墓石の花彫刻、
プレート代、花筒代、線香皿代で60万(税込み)です。
宗教と樹木葬
樹木葬については宗教宗派不問、つまりどのような宗教でも問題ない霊園が一般的です。
お寺によっては樹木葬を扱っていないところもありますので、確認が必要になります。
樹木葬の運営の仕組み
ここまでで、樹木葬についてお伝えしました。
実際に購入するに当たっては、樹木葬の販売を行っている霊園がどのように運営されているのかを知ってお
く必要があります。
需要の高まりに伴って数が増えてきている樹木葬ですが、安心してお骨を預けられる仕組みが出来ている
のでしょうか。
一般的な民間の霊園では、管理運営は民間企業が行なっている場合でも、宗教法人が経営の主体となってい
ます。
その他、公営墓地や寺院墓地に関しても、経営法人は地方公共団体や宗教法人であり、永続性が保証
されている場所にのみ経営許可が出されています。
樹木葬に関してもそれは同じです。管理運営会社の倒産のリスクは極めて低く、万が一倒産したとしても
お骨の管理は継続してなされます。
比較的新しい埋葬方法ではありますが、従来のお墓と同様に安心してお骨を預けることができます。
樹木葬のメリット・デメリット
いかがでしたでしょうか?樹木葬についておおまかに説明させていただきました。
最後に樹木葬を考えるうえで押さえておきたい樹木葬のメリット・デメリットを以下にまとめます。
メリット:土、自然に還る・手入れが少ない・比較的安価・継承者がいなくても大丈夫です。
デメリット:ほとんど1~2体、それ以上は追加料金がかかります。
樹木葬を考えるに当たって参考にしていただければ幸いです。
執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎
- むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
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大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
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