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カルピス、暗証番号など、意外と多い日常の中の仏教用語2~日常用語~

現在使われているカルピスや暗証番号などの日常用語の中には、仏教を由来とするものがあります。

仏教用語由来の日常用語

仏教は日本で古くから根付いている宗教です。私たちの生活の中には自然に仏教に関連していたり、それが由来となっているものがありますが、現在普通に使われている日常用語の中にも、もともとは仏教用語であったものがいろいろあります。

 

暗証番号

IT化が進んだことで、私たちの生活でも頻繁に使われるようになった暗証番号ですが、この「暗証」は仏教由来の言葉です。証とは、教義の理論などを指す言葉のことであり、暗証とはこうした理論を見ずに解脱を目指そうとすることを言います。座禅など、本人の意思のみで目指す解脱であるということから、本人だけが知っている番号などということで、暗証番号に通じているのです。

 

カルピス

仏教で「五味」と呼ばれる「乳・酪熟酥・醍醐」の最高位である醍醐はサンスクリット語でサルピルマンダといい、その次の熟酥をサルピルといいます。カルピスは、このサルピルにカルシウムの「カル」を合わせた造語だということです。

 

億劫

億劫とは、非常に長い時間を示す仏教用語です。億劫は1劫の一億倍の時間の長さということですが、この1劫は約43億年だといわれています。億劫はさらにその1億倍ということになりますから、確かに非常に長い時間ということになり、そこから転じて、面倒だという意味になったのです。

 

玄関

玄関の「玄」とは「玄妙」ということで、玄妙は悟りを意味する言葉です。つまり、玄関とは、玄妙への関門ということになり、悟りへ続く道ということになります。そういわれると、玄関を入るときへの気持ちも引き締まるというものでしょう。

 

ありがたい

「ありがたい」「ありがとう」というのは、日常的に使う言葉ですが、これは法句経の「人間に生まるること難し やがて死すべきもの いま生命あるは有難し」という言葉からきています。人に生まれることは簡単なことではなく、やがては尽きる命なのだから今の命に感謝していきなさいという教えです。                    

 

まとめ

日常的に使われているに日本語には、仏教を由来とするものもたくさんあります。知らずにつかっているものも多く、日本人の生活に仏教が溶け込んでいることがわかるでしょう。言葉の由来を調べてみると、思わぬ意味合いが含まれていておもしろいものです。

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