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仏教のお彼岸のようにキリスト教、神道、創価学会のお墓参りも特に決まっている時期ってありますか?

お墓参りの時期は、時に決まりがあるわけではありません。

お彼岸にお参りするのは仏教

お彼岸とは、春と秋にそれぞれ一週間あり、お墓参りをしたり法要を行ったりする人が多くなりますが、このお彼岸は仏教の考え方によるものです。

春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日間がそれにあたりますが、同じ仏教を信仰する国でも日本以外の国ではお彼岸にお墓参りなどをする習慣はないため、現在でも日本独自の慣習と考えられています。

また、お彼岸が仏教の用語であることもあり、仏教以外の宗教では特にこの時期にお墓参りをするということもありません。それでは、他の宗教ではどのタイミングでお墓参りをするのでしょうか。

 

キリスト教の場合

キリスト教の場合は、お墓参りに行くタイミングに特に決まりがあるわけではありません。故人に会いたくなったときや、日程の都合の良いときに、お参りに行くのが一般的でしょう。カトリックの場合は、11月2日が「死者の日」とされており、この日には教会でミサが行われたり、白い菊をもってお墓参りを行います。

 

神道の場合

神道の場合も、お墓参りに決まったタイミングがあるわけでありません。故人を偲びたいときにお参りをするものであり、定期的には命日に行くという人が多いでしょう。

 

創価学会の場合

創価学会でも、お墓参りに行く決まった日というのはありませんが、その教えの中には、「常彼岸」というものがあります。これは、毎日がお彼岸ということで、煩悩の世界に生きる人たちが彼岸にたどり着くために、毎日お経を唱えるのです。毎日がお彼岸のようなものですから、お墓参りにはいつ行ってもかまいませんし、教えの中には教義に反しない限りで、社会の慣習にも従うべきだというものもありますから、日本の慣習であるお彼岸やお盆のお墓参りを行っても問題はありません。

 

まとめ

日本では、春と秋のお彼岸にお墓参りに行くのが一般的ですが、これは彼岸という仏教の考え方がもとになっています。神道や創価学会の場合は仏教の考え方に基づいて先祖供養などを行うわけではありませんので、当然お彼岸という考え方もありません。

これらの宗教では、お墓参りの時期は特に決まっているわけではなく、行きたいときや命日などに行うことが多いのです。ただ、春と夏のお彼岸のお墓参りは、現在の日本では宗教的な意味合いよりも、慣習的な面が大きいため、他の宗教の場合もこの時期にお参りに行くことが多くなっています。

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