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エンディングノートの書き方4:効力の有無、個人情報の管理など、気になる注意点3つ。

エンディングノートを書くときには、いくつか注意しておかなければならない点があります。

エンディングノートを書くときの注意

エンディングノートを書くときには、いくつか注意しておかなければならないことがあります。大切なエンディングノートだからこそ、気を付けて書くようにしましょう。

 

法的拘束力はない

エンディングノートは、遺言書ではありません。この二つは同じように思われがちですが、その大きな違いは遺言書には法的拘束力があるのに対して、エンディングノートにはそれがないという点です。つまり、エンディングノートに、遺産の分配について記しても、遺族がその通りにしなければならないという強制力はなく、あくまで故人の遺志を伝えるだけのものになります。

法的拘束力を持たせたいという場合は、行政書士や弁護士に相談して遺言書を作るのがよいでしょう。遺言書とエンディングノートは両方作ってもかまいませんし、エンディングノートに遺言書の場所や依頼した行政書士などを記しておく場合もあります。

 

個人情報の取り扱いには注意を

エンディングノートは法的拘束力を持たず、書式も自由です。しかし、その内容は非常にプライベートなことで、財産などに関わる大切な個人情報などもたくさん含まれています。万が一の際には遺族に読んでもらう必要があるエンディングノートですが、生前は個人情報保護のためにも、あまり人目につかないところにしまっておくようにしましょう。また、暗証番号やパスワードなどは、可能であれば「結婚記念日」や「ペットの名前」など、知らない人が見てもわからないような書き方にしておくと、少しでも安心です。

 

エンディングノートは何度でも書き直しできる

エンディングノートの内容は、自由に書くことができます。ですから、書き終わった後も、気が変われば気軽に書き換えることができますし、その時々の気持ちを書き記すこともできます。こうして気軽に書くことができるのは、エンディングノートのメリットですから、定期的に見直して、より自分の気持ちに沿った内容にしていくとよいでしょう。

 

まとめ

エンディングノートは書き方に決まりがあるわけではないので、自由に書くことができます。その代わり、遺言書のような法的拘束力は持たないので、絶対にその通りになるわけではありません。

また、内容は自由だとはいえ、一般的には大切な個人情報をたくさん記載することになりますから、必要以上に人目につかないようなところに保管して、大切に管理しておきましょう。

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