公開日:2020年04月01日
更新日:2024年01月18日
納骨式当日の流れについて教えてください。また、時間はどれくらいかかりますか?
宗派にもよりますが、納骨式そのものはそれほど時間がかかるものではありません。
納骨式とは
納骨式とは、遺骨をお墓に納めるときに行われる儀式です。宗派や、お墓の状態によっても異なりますが、四十九日の法要に合わせて行われることも多いので、だいたいそれくらいのタイミングで行われるのが一般的でしょう。
時期については決まりがあるわけではありませんので、宗派によって前後することもありますし、新しくお墓を購入する場合など、準備が間に合わなければもっと後になる場合もあります。
納骨式の流れ
納骨式の流れも、宗派によって異なりますが、一般的な仏教の納骨式では、事前に四十九日などの法要がある場合は、法要を行ってからお墓に移動して納骨式を行います。
納骨式は、遺族「代表の挨拶」→「納骨」→「読経」(→会食)の順に行われます。
実際にお墓を開けたりする作業は、先に石材店の人がしておくので心配ありませんが、納骨式の日程や時間を、僧侶と石材店の都合も合わせて決める必要があります。納骨式はこれで終了ですが、地域によっては納骨式の後に会食が行われるので、その手配も必要になります。
納骨式にかかる時間
納骨式そのものにかかる時間はそれほど長くはありません。実際にお墓の前で行われる時間は1時間程度です。ただし、四十九日の法要がその前に行われる場合は、さらに1時間程度前倒して見ておく必要がありますし、法要が行われる場所から墓地が遠い場合は移動にも時間がかかります。
会食がない場合は納骨式が終わり次第解散となりますが、会食がある場合はさらに会食場所まで移動して会食なりますから、2時間程度は見ておいたほうがよいでしょう。地域によっては、会食を行わずにお弁当を渡すところもあります。
その日に納骨式以外の法要が行われるかどうか、会食の有無によって所要時間はかなり違ってきますので、事前に確認しておいたほうがよいかもしれません。
まとめ
納骨式は、お墓にお骨を納める儀式ですので、お墓の前で行われます。遺族の挨拶、納骨、読経が行われるもので、納骨式だけであれば概ね1時間もあれば終わります。ただし、その前に四十九日の法要を行ったり、納骨式後に会食がある場合もあるので、そうなるとかかる時間はかなり違ってきます。
その日に別の用事がある場合は、法要や会食の有無を確認しておいたほうがよいでしょう。
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