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満開の桜の下で眠りたい…桜葬(さくらそう)とは?

桜葬とは樹木葬の一種で、桜の木をシンボルツリーとした埋葬法です。

最近では樹木葬を供養の形として選択する方も増えており、その中でも桜の木の下で眠る桜葬は人気があります。古くから桜の木は日本を象徴する木として親しまれていることや、人生の節目である入学式や卒業式でも馴染みが深い木というのも選ばれる理由なのでしょう。

 

桜葬とは

墓標の代わりに桜の木が植えられ、木の根元周囲に埋葬します。土へ還すため骨壷から遺骨を取り出し埋葬する方法が一般的です。カロートが設置されている場合は骨壷のまま納めることもできます。

樹木葬全般に言えることですが、散骨などとは違い、桜の木などのシンボルツリーが墓標になるため、お参りができることも特徴の一つです。

 

桜葬のメリット

 

費用が抑えられる

一般的なお墓と比較すると樹木葬は費用の面で抑えられます。相場は10万円~100万円程度です。一人用から夫婦用、家族用など契約する内容により費用は異なります。霊園により年間維持費がかかる場合もあるので確認しておきましょう。

 

継承者がいなくても入れる

ほとんどの場合、永代供養が付いているので、管理や供養の心配もありません。継承者がいない、子どもに負担をかけたくないという方におすすめです。

 

宗派を問わない

桜葬は宗旨・宗派不問が多く、信仰をもっていない方でも利用できます。

 

桜の木は寿命が長い

桜の種類にもよりますが、樹齢500年~600年は珍しいことではありません。ただ、お馴染みのソメイヨシノはおよそ60年と寿命が短いため、シンボルツリーとしては向いていないでしょう。

 

桜葬のデメリット

 

遺骨を取り出せない

桜葬の多くは合祀墓であることから、埋葬後に遺骨を取り出すことができなくなるケースが多いでしょう。個別に埋葬可能な桜葬もあるので、事前に確認しておくことです。

 

桜の見どころは春のみ

桜と言えばやはり春の印象が強いでしょう。一斉に花を咲かせ、満開の桜の木の下でにぎやかにお花見をしながら故人を偲ぶことはメリットかもしれません。

しかしお彼岸やお盆の時期は寂しいと感じるし、毛虫対策も必要でしょう。

 

まとめ

桜の木をシンボルツリーにした桜葬は、桜見物とお墓参りが同時にできるなど魅力があります。しかし咲く時期が限られた桜の木では、年間通して寂しい期間の方が長いという点も理解しておきましょう。

故人の希望であれば他の選択肢はありませんが、樹木葬という希望だけなら桜以外にもさまざまな木があるので、桜にこだわらない選択も検討してみるとよいかもしれません。

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