お線香をあげる意味は?本数や消し方も決まってる?覚えておきたいお線香のマナー3つ。
お線香の意味やマナーは、宗派や地方によってさまざまです。
お線香の意味
お線香をあげる意味はいくつかありますが、ひとつにはお線香の香りが故人の食べ物になるということがあります。そのため、故人の魂が現世にあるとされる四十九日までの間は、お線香を絶やさずに焚いておくのです。そうしてお線香をあげることで故人に思いをはせ、心を通わせることも大切な意味になります。
また、もともとお線香をあげるようになった由来として、ドライアイスなどで遺体の防腐ができなかった時代に、お線香をあげることで遺体から匂いが発することを防ぐ役割もありました。
現代ではそのような必要はありませんが、お線香をあげることで自分の体の香りを消し、心身共に清める意味もあるとされています。
お線香をあげるときのマナー
宗派で異なるあげ方
お線香のあげ方は、宗派によって違いがあります。
・浄土真宗:1本を取って数本におり、火をつけて炎を消したのち、寝かせておきます。
・浄土宗や日蓮宗:1本~3本のお線香を立たせます。
・真言宗:3本立たせます。
・曹洞宗:1本立たせます。
・天台宗や臨済宗:お線香のあげ方が特に決まっていません。
火は息で吹き消さない
口は生ものなどを食べることもあることから、不浄なものと考えられています。そのため、その口から出る息でろうそくや線香の火を消すのはマナー違反です。
消すときは、手であおいだり、軽く振るなどして消すようにしましょう。
お墓でのお線香のあげ方
お墓でお線香をあげる場合も、基本的には室内で上げる場合と変わりありませんが、線香は線香立てに立てるようにします。
束であげる場合もありますが、特に決まりがあるわけではありません。束であげるのであれば、火が勢いよく燃えたり、逆に燃えにくいこともあるので火の取り扱いには特に注意しましょう。
また、お線香の火とはいえ、屋外では風に吹かれて火の粉が燃え移ったりと、火事の原因になります。必ず火が消えるまで待ってから帰るか、水で火の始末をしてから帰るようにしましょう。
まとめ
お線香は、故人の食べ物になるという考え方があり、火をつけてその煙で身を清めるとともに、故人と心を通わせる大切な時間を過ごすことができます。マナーについては宗派や地域によって本数や立て方が異なるので注意しましょう。お墓でお線香をあげるときは、きちんと火の始末をすることも大切です。
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