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大阪枚方永代供養ができる霊園が教える仏教用語

いつもお世話になっております、お墓と樹木葬、ハピネスパークの富松です。

 

本日も身近な仏教用語、豆知識をお伝えします。

「袖触れ合うも他生の縁」はなぜ仏教由来なのか

「袖触れ合うも他生の縁(そでふれあうもたしょうのえん)」とは、 道ですれ違って袖が触れるような、ほんの些細な出会いでさえ、前世からの因縁によって起こるものだ という考え方を表す言葉です。

つまり、 偶然の出会いは偶然ではなく、深い縁があって起こる という価値観を示しています。

仏教の「縁起」思想が背景にある

この言葉が仏教由来と言われる理由は、根底に縁起(えんぎ)という仏教の根本思想があるからです。

人との出会いも、

  • 過去の行い(因)
  • さまざまな条件(縁) が積み重なって生まれる、と捉えます。

「袖が触れるほどの些細な接触でさえ、前世からの縁によるものだ」という発想は、まさにこの縁起思想の延長線上にあります。

「他生(たしょう)」は仏教語

「他生」とは仏教で使われる言葉で、 前世・来世など、この世以外の生 を意味します。

仏教では輪廻転生の考え方があり、人は生まれ変わりを繰り返す とされます。

そのため、 「他生の縁」=「前世から続く縁」 という意味になります。

この言葉は特定の経典にそのまま載っているわけではありませんが、

  • 仏教の縁起思想
  • 輪廻転生の考え方
  • 前世からの因縁を重んじる民間信仰 が融合して生まれた表現とされています。

江戸時代の文学や説話にも頻繁に登場し、 「人との出会いは大切にすべき」という教訓として広まりました。

現代での使われ方

現代では、 「偶然の出会いに感謝する」「人との縁を大切にする」 というポジティブな意味で使われます。

 

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この記事を書いた人

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