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年神様(としがみさま)とは?

こんにちは。

千年オリーブの森 堺・和泉の中谷です。

この度、千年オリーブの森 京阪奈より異動になりました。

京阪奈では、本当にたくさんの方にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

堺・和泉でも、皆様のお役に立てるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今回は新年ということで「年神様」についてお話させていただきます。

 

年神様(としがみさま)とは?

お正月になると、家の玄関には門松が立ち、室内には鏡餅が供えられ、しめ縄が飾られます。これらのお正月飾りは、単なる季節の装飾ではありません。すべては、「年神様(としがみさま)」と呼ばれる神様を迎えるための準備なのです。

 

年神様とはどんな神様?

年神様とは、新しい年の始まりに各家庭を訪れ、一年の豊作や家族の健康、命の恵みをもたらす神様とされています。古くは農耕と深く結びついた神様であり、その年の稲の実りや生活の安定を司る存在でした。

また年神様は、ご先祖様の霊と重なる存在とも考えられてきました。祖霊が神格化し、家を見守る神として正月に戻ってくる――そんな思想が、日本の神道には自然に息づいています。そのため、お正月は「新しい年を祝う日」であると同時に、「神様と祖先を迎える日」でもあるのです。

 

門松は年神様の目印

門松は、年神様が家を訪れる際の目印であり、依り代(よりしろ)とされます。松は一年中青々とした生命力の象徴であり、竹は成長の早さやまっすぐな力強さを表します。

年神様は目に見えない存在です。そのため、「ここにお入りください」と示すために、門松という形を整え、神様が宿る場所を用意しました。門松は「飾り」ではなく、神様を迎えるための装置なのです。

 

鏡餅は神様が宿る場所

鏡餅は、年神様へのお供えであると同時に、神様が宿る器と考えられてきました。丸い形は円満や完全を意味し、鏡は神聖なものとして古来より大切にされてきました。

鏡餅はお正月の間、年神様が滞在する場所とされ、松の内が終わると「鏡開き」を行います。これは神様を送り出し、その力を分けていただく儀式です。「割る」ではなく「開く」と言うのも、神様への敬意が込められています。

 

しめ縄は神聖な結界

しめ縄は、そこが清められた神聖な空間であることを示す結界です。年神様を迎えるにあたり、「ここから内側は神様の場です」と示す役割を果たします。

しめ縄が張られた場所は、日常とは異なる“ハレ”の空間となり、人もまた心を整えて神様を迎える準備をします。神道では、神様を迎える前に場を清めることが何より大切にされてきました。

 

 

お正月飾りが教えてくれる神道の世界観

門松・鏡餅・しめ縄。これらはすべて、年神様を迎え、共に新年を過ごすための準備です。神様は遠くにいる特別な存在ではなく、年に一度、私たちの暮らしの中に降りてきてくださる存在として捉えられてきました。

お正月とは、「祝う日」であると同時に、「迎える日」。
飾りを通して神様を迎え、感謝し、共に一年を始める。そこに、日本の神道ならではのやさしく、身近な信仰のかたちが表れています。

今年のお正月、飾りを目にしたときには、ぜひその向こうにいる年神様の存在にも思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

営業部・PR担当

中谷 聡

Sato Nakatani

資格

お墓ディレクター2級・剣道二段・ユニバーサルマナー検定2級・海洋散骨アドバイザー

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