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お墓を建てるときの方角について

こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)の福井です。

 

お墓を建てるとき、「方角はどちら向きが良いの?」というご相談をよくいただきます。

実は、共通の決まりは特にありません。

ただ、宗派や利便性から好まれる方角もありますので、今回はそちらをご紹介します。

 

西向き

浄土系の仏教では西方浄土といって、「阿弥陀様の極楽浄土は西にある」という考え方があるため、故人様が西を向けるようお墓を西向きにする場合もあります。ただ、お墓参りをする人が西に向かって拝むにはお墓は東向きにあるべきという説もあり、解釈は様々です。

 

東向き

上記の理由に加え、朝日が当たる方角のため人気です。

 

南向き

日当たりの良さ、水はけの良さで選ばれています。水が溜まりやすい場所は墓石に苔がつきやすく、また寒冷地では凍結して墓石にダメージを与えることもあるため、日当たりの良い場所が管理しやすいです。

 

現代のお墓づくりでは

最近の霊園では区画自体の向きが設計段階で決まっていることがほとんどです。環境の良さ、お参りのしやすさを計算した向きで作られているため、お家ごとに方角を気にして調整する必要がありません。

 

このようにお墓を建てる方角に決まった正解はなく、方角の吉凶よりは日当たりの良さや管理の容易さがお客様の満足度につながりやすい印象です。

いずれもお墓と長くお付き合いするご家族には大切な要素ですので、お墓探しの際は実際にご見学いただきお確かめいただけたらと思います。

皆様の大切な場所づくりのお手伝いができれば嬉しいです。

この記事を書いた人

株式会社西鶴

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