年末の掃除は最高の運動？大掃除が体にもたらす意外な健康効果

こんにちは。

千年オリーブの森 堺・和泉の竹内です。

一気に冷え込み、朝布団から出るのが億劫な時期になりましたね。

 

 

 

年末や季節の変わり目に行う「大掃除」は、単なる家の汚れを落とす作業ではありません。実は、大掃除は私たちの心と体に驚くほどポジティブな健康効果をもたらす、素晴らしい習慣なのです。

今回は、「健康と大掃除」をテーマに、大掃除が心身にもたらすメリットと、安全かつ効率的に行うためのヒントをご紹介します。

 

1. 身体の健康：全身を使うエクササイズ効果

大掃除は、楽しみながら自然に体を動かせる、全身運動です。

カロリー消費と筋力アップ: 高いところの拭き掃除、重い家具の移動、床の拭き掃除などは、普段使わない筋肉を使い、予想以上にカロリーを消費します。特に、かがんだり、伸びたりする動作は、柔軟性を高めるストレッチ効果もあります。

血行促進とリフレッシュ: 集中して体を動かすことで血行が良くなり、気分がリフレッシュされます。大掃除後の適度な疲労感は、夜の質の良い睡眠にも繋がります。

 

2. 環境の健康：アレルギー・感染症リスクの低減

大掃除の最大の目的は、環境を整えることで健康リスクを減らすことです。

ハウスダストの除去: 換気扇、エアコン内部、カーペットの奥などに溜まったホコリやダニ、カビは、アレルギーや喘息の原因になります。大掃除でこれらを取り除くことは、室内の空気質を劇的に改善し、呼吸器系の健康を守ります。

カビ・細菌の抑制: 湿気の多い場所（浴室、キッチン）のカビや、水回りの細菌を徹底的に除去することで、感染症や食中毒のリスクを減らすことができます。

 

3. 精神の健康：ストレス解消と集中力の向上

部屋がきれいになると、心もスッキリするのはなぜでしょうか？

自己肯定感の向上: 散らかっていた場所がきれいになることで、大きな達成感が得られます。「やりきった」という感覚は、自己肯定感を高め、ポジティブな感情をもたらします。

ストレスレベルの低下: 雑然とした環境は、無意識のうちに脳にストレスを与え、集中力を低下させます。掃除によって物が整理され、視界がクリアになることで、精神的なストレスが軽減し、仕事や学習への集中力向上に繋がります。

 

4. 認知機能の活性化と計画性

大掃除は、単なる作業ではなく、脳を使った知的活動でもあります。

意思決定の訓練: 「いるもの」と「いらないもの」を判断し、物を捨てる決断を下すことは、脳の前頭葉を活性化させます。

計画と実行: どの場所から手をつけるか、どんな道具を使うかを計画し、実行に移す一連のプロセスは、段取り力や問題解決能力を鍛える良いトレーニングになります。

 

5. 安全・健康的に大掃除を行うためのヒント

換気を徹底: 掃除中にホコリが舞い上がったり、洗剤の化学物質が空気中に拡散したりします。必ず窓を開け、換気扇を回して行いましょう。

防護対策: 掃除中はマスクやゴム手袋を着用し、ホコリや強力な洗剤から皮膚や粘膜を守りましょう。

休憩と水分補給: 長時間の作業は疲労や怪我の原因になります。適度に休憩を取り、特に夏場や暖房の効いた室内では、こまめな水分補給を忘れずに行いましょう。

「断捨離」から始める: 掃除の前に、まず「いらないもの」を捨てる（断捨離）を徹底すると、その後の作業効率が格段に上がり、精神的な負担も減ります。

※断捨離における家族のものの取り扱いについて

家族の物を勝手に捨ててしまうと、トラブルの原因となり、かえって家族関係のストレスが増大する可能性があります。断捨離を進める際は、必ず本人に確認を取り、同意を得てから行うことが、心の健康（家族間の信頼関係）を保つ上で非常に重要です。

まとめ

大掃除は、家をきれいにするだけでなく、心と体をリフレッシュし、新しい季節を健やかに迎えるための「健康メンテナンス」です。ぜひ、このポジティブな力を活用して、スッキリとした気持ちで新年を迎えましょう。

この記事を書いた人

営業部・PR担当

竹内 映人

Eito Takeuchi

資格

お墓ディレクター2級・ユニバーサルマナー検定2級