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仏教における「自利利他」とは?

こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)の福井です。

今回は仏教における「自利利他」の概念についてご紹介します。

 

1.自利利他とは?

簡単に言うと、自分の幸せ(自利)と他人の幸せ(利他)をどちらも大切にするという、仏教の基本となる考え方です。

 

2.言葉の由来

この言葉は大乗仏教に起源を持ちます。

大きな乗り物と書くとおり、大乗仏教の教えは悟りを開く目的を自分のためだけではなく、全ての人を救うためと考えるのが特徴です。そして菩薩(悟りを求める人々)がおこなう修行こそが「自利利他」の行とされています。菩薩は、自らが悟り(菩提)を求めながら(上求菩提)、同時に他者を導き(下化衆生)、誰もが幸せになれる世界を目指します。

3.経典

『般若経』では、菩薩が自らの智慧を高めながら、同時に他者への慈悲の心を持つことの大切さが説かれています。
また、『無量寿経』では、阿弥陀仏の本願が、すべての衆生の救済を目指すものであることが示されています。これらの経典は、自利利他の精神を具体的な形で表現したものと言えるでしょう。

 

 

この記事を書いた人

株式会社西鶴

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