仏教における「自利利他」とは?
投稿日:2025年10月09日
こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)の福井です。
今回は仏教における「自利利他」の概念についてご紹介します。
1.自利利他とは?
簡単に言うと、自分の幸せ(自利)と他人の幸せ(利他)をどちらも大切にするという、仏教の基本となる考え方です。
2.言葉の由来
この言葉は大乗仏教に起源を持ちます。
大きな乗り物と書くとおり、大乗仏教の教えは悟りを開く目的を自分のためだけではなく、全ての人を救うためと考えるのが特徴です。そして菩薩(悟りを求める人々)がおこなう修行こそが「自利利他」の行とされています。菩薩は、自らが悟り(菩提)を求めながら(上求菩提)、同時に他者を導き(下化衆生)、誰もが幸せになれる世界を目指します。
3.経典
『般若経』では、菩薩が自らの智慧を高めながら、同時に他者への慈悲の心を持つことの大切さが説かれています。
また、『無量寿経』では、阿弥陀仏の本願が、すべての衆生の救済を目指すものであることが示されています。これらの経典は、自利利他の精神を具体的な形で表現したものと言えるでしょう。
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