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霊園の選び方|良い霊園を見極める方法

親や自分の終の住まいを考え始めたとき、真っ先に突き当たるのが「どの霊園を選べば後悔しないか」という問題です。

 

立地や費用、宗教条件、管理体制など比べるポイントが多いうえ、チラシやウェブサイトだけでは実態がわかりにくく、「とりあえず近いから」「空きがあるから」と決めてしまい、後から「管理料が想定より高かった」「家族が通いにくかった」と悩むケースも少なくありません。

 

本記事では、良い霊園を見極めるための5つの判断軸、見学時に必ず確認したいチェックポイントを具体的に解説します。

良い霊園を見極める5つの軸

運営主体の信頼性と実績

霊園

 

開園年数、運営母体の財務状況、過去のトラブル事例の有無を調べます。長期的に供養を委ねられるかどうかは、運営者の継続性と実績が大前提です。

立地とアクセスの負担感

立地

 

最寄り駅からの所要時間、駐車場の収容台数、バリアフリー動線の有無を確認します。家族全員が年齢を重ねても無理なく通える距離と動線を選ぶことが、長期的な参拝継続につながります。

費用と料金体系の透明性

費用

 

永代使用料・年間管理料・更新料・寄付金などの内訳が明確か、値上げ条件が契約書に明記されているかをチェックします。将来の費用トラブルを防ぐためには「総額」と「支払いスケジュール」の両方を把握することが不可欠です。

管理体制と永代供養サービス

管理

 

スタッフ常駐の有無、清掃や植栽の頻度、夜間のセキュリティ体制を確認します。後継者不在でも安心できる永代供養プランが用意されているかも、良い霊園を判断する重要なポイントです。

周囲環境と安全性

周囲環境

 

日当たり・風通し・騒音に加え、洪水・土砂災害ハザードマップでの危険度を調べます。地盤の安定性や近隣の再開発計画も把握し、将来にわたって景観と安全性が保たれるかを確認しましょう。

現地見学で見るべきポイント10選

1. アクセスルートの所要時間

公式サイトの「〇〇分」だけで安心せず、実際の徒歩・車移動を自分の足で確認し、どの程度かかるのか、通うのに困る道や坂道がないかをチェックします。

2. 駐車場とバリアフリー動線

休日の混雑時でも十分な台数が確保されるか、車いすやシルバーカーで段差なく区画まで行けるかを試してみます。

3. 管理事務所の常駐体制とスタッフ対応

受付時間、緊急時の連絡手段、スタッフの応対姿勢を確認し、長期的に安心して相談できる雰囲気かどうかを見極めます。

4. 清掃状況と植栽メンテナンス

通路や水場に落ち葉・ゴミが溜まっていないか、植栽が剪定されているかを見ることで、日常的な管理レベルがわかります。

5. 墓域の地盤と水はけ

雨上がりのぬかるみ具合や排水設備の位置を確認し、墓石が傾くリスクやカロート内への浸水リスクを判断します。

6. 日当たりと風通し

周囲の建物や樹木による影、強風の抜け方を確認し、参拝時の快適さと墓石の劣化具合に影響しないかを確かめます。

7. 区間の空き状況と拡張性

希望する区画タイプが残っているか、将来隣接区画を追加できるかを聞き、家族用に拡張したい場合の選択肢を把握します。

8. 料金表と契約書の掲示内容

永代使用料・管理料・更新料の内訳が掲示されているかを確認し、その場で契約書の重要事項説明を取り寄せて透明性をチェックします。

9. 防災対策と常時セキュリティ

災害時の避難経路、外周フェンスや監視カメラの設置状況、夜間照明の有無など、遺骨と参拝者を守る仕組みを確認します。

10. 法要施設・休憩スペースの充実度

屋内外の法要室、会食スペース、トイレの清潔度を見て、天候や参列者の年齢層を問わず利用しやすいかを判断します。

まとめ

良い霊園を選ぶためには、今回紹介した5つの軸や実際に見学をして、目で見て感じる雰囲気が一番大切になります。パンフレットやWebサイトだけで判断せず、気になる霊園があったら必ず一度は見学に行き、現場の感じを確かめるようにしましょう。

この記事を書いた人

株式会社西鶴

スタッフ

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