粗供養と志とは？

投稿日：2023年01月13日

こんにちは

千年オリーブの森の大榎です。

寒さの厳しい日々が続いていますが、冬は逆に空気が澄んでいて空がより広く感じられます。

お正月はたくさんの方がお参りに来られました。ありがとうございました。

法要の際に耳にする「粗供養(そくよう)」や「志(こころざし)」といったものはまずどういったものなのでしょうか？

よく聞く香典返しとも違います。

お葬式の際に参列者が遺族にお渡しするのが「香典」、香典のお礼に品物を渡すのが「香典返し」です。西日本では「満中陰志」ということもあるようです。「満中陰」は中陰＝四十九日が満ちたので満中陰といい、主に関西で使用されているそうです。

一方、「粗供養」や「志」は、回忌法要や納骨など、忌明け以降の法要の際に頂いたお供えやご仏前のお返しの品のことを指します。

そして、「志」は全国的に使われるのに対し、「粗供養」は主に関西、西日本で使われます。

どちらも意味は同じです。

そしてこれらの言葉は返礼品につけるのしに入れる言葉になりますが、のしも全国的には白黒ですが、関西と一部の西日本では黄白になります。

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