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墓じまい(改葬)の仕方

こんにちは。
ハピネスパーク牧野霊園中山です。

9月も中旬が過ぎ、朝晩は過ごしやすくなってきました。

もう夏の終わりを感じますね。

 

本日は、墓じまいの事についてお話します。

ここ数年墓じまいをする人が増えていますが、なぜ墓じまいをするのかについて書かせていただきます。

年々墓じまい(改葬)する方が増えており、牧野霊園でもほぼ毎月墓じまいの依頼を受けております。

今、田舎や遠方にお墓がある人は参考にしてください。

改葬する人が増える理由

改葬とはお墓を別の場所に移して埋葬しなおすことを言います。最近は、この改葬を行う人が増えていますが、そこにはどんな理由があるのでしょうか。

 

利便性が悪い

就職や転勤、進学、結婚など、様々な理由で代々住んでいた土地から家族が離れ、お墓だけが残ってしまったというケースは少なくありません。そうなると、お墓の管理のためだけに遠方に出向かなければならないので、近くに改葬したいと考えるのも当然でしょう。

現在の生活基盤となる場所から無理なく通える範囲でお墓を探し、改葬を行うのもよいでしょう。

お墓は残したまま、近くに新しくお墓を建てて分骨することも可能です。

 

宗派・宗教が変わった

お墓を管理する人が改宗を行ったことにより、以前のお墓にお参りするのが難しくなるということもあります。特に、何の宗教でも埋葬できる霊園であれば問題ありませんが、お寺の墓地などの場合は、宗教が異なると難しい場合も多いです。

 

後継者がいない

お墓は代々子どもが受け継いで管理を行っていきます。しかし、少子化によって最近では夫婦それぞれが実家のお墓を継いでおり、管理が大変だというケースも珍しくありません。そしてその子供は、両親からお墓を受け継いで2つのお墓の管理をすることになります。こうして子どもの負担が大きかったり、そもそも晩婚化少子化で子供がいなかったりすることもありますから、早い段階で合祀してその後の管理をしなくても問題ないようにしておくことも必要かもしれません。

お墓の管理は1つでもなかなか大変なので、将来的に子どもが1人でいくつものお墓を管理しなければならないような状況にならないように、早めに家族で話し合って、希望をお互い伝えておくようにしましょう。

親族の了解を得なければ後で揉めることもあるのでご注意ください。

 

まとめ

お墓の改装が増えている背景には、いろいろな理由があります。人によって理由はさまざまですが、改葬することによって負担が減ったり、お参りがしやすくなることも多いので、前向きにお墓の改葬を進めていくのがよいでしょう。

昔とはライフスタイルや家族構成も変わってきていますから、管理が難しくなるのも仕方ありません。

むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。

大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。