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享年、行年、没年の違い

こんにちは、ハピネスパーク牧野霊園の栗原です。

今週は、くもりの日が多かったように感じます。梅
雨入りしましたが、くもりの日が多くしっかりと雨
の日は少なく感じます。湿気が強く暑いので梅雨明
けがまちどうしいです。

本日は、千年オリーブの森に来ています。千年オリ
ーブではブーゲンビリアが花をつけています。是非
ご来園ください。

享年、行年、没年の違いは何ですか?

お墓の文字を決める時、聞かれる事があります。ど
れも故人が生きた年数のことで、使われ方に多少の
違いがあります。

享年、行年、没年はどれも同じ?

享年とは、「天から生を享けた年月」を表します。
その年月の長さを示すわけですから、「才」などは
つけず、「享年○○」と表記します。

行年とは、この世に生きてどれくらい経過したかと
いう数字です。これももちろん亡くなった年齢にな
るのですが、この場合は「行年○○才」と表記しま
す。

没年の場合は、亡くなった時の年齢をさす場合と、
亡くなった年月日をさす場合があります。亡くなっ
た時の年齢をさす場合は、「没年○○才」と表記し
ますが、没年月日というのは故人が亡くなった年月
日、つまり命日のことをいいます。

享年、行年、没年の使い分け

享年・行年・没年は、厳密に使い方の違いが決まっ
ているわけではありません。むしろ、その使い分け
は曖昧で、墓石や墓誌に刻む際も、宗派などによっ
て使い分けていることが多いようです。また、すで
に享年で刻んである場合は、その後に亡くなってお
墓に入る場合、先の記述にならって同じように刻む
のが一般的です。

数え年での記載

一般的には享年と行年は満年齢ではなく、数え年で
の年齢を記載します。数え年というのは、生まれた
時が1歳で、次のお正月を迎えたら2歳、そしてお正
月が来るたびに歳を重ねるという数え方です。この
ように分からない事がありましら、スタッフにお尋ね
ください。

よろしくお願いします。