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お墓 関西 関東

こんにちは!

ハピネスパーク牧野霊園の本多です。

本日11/14は、いい石の日とされています。「いい(11)石(14)」の語呂合わせがその由来です。

他の漢字にしてみると、いい意思・いい医師などいろんな記念日になりそうな日ですね。

 

さて、本日はお墓に関する地域差についてお話させていただきます。

大きく関東と関西に分けてお話をさせていただきます。

火葬場での拾骨方法が違う

葬儀の後、荼毘に付されます。拾骨は二人一組となり一つのお骨を箸で拾い上げます。順番に行い、全員で渡していくことで、最終的に骨壺に納めます。

これは、彼岸への橋渡しを表しています。

このとき関東地方では、全骨収集といいほとんどすべてのお骨を骨壺に集めます。そのため、7~8寸の大きい壺を使用します。

一方関西地方では全骨ではなく、のどぼとけを中心とした部分収骨を行います。そのため骨壺も、3~5寸の壺を使用します。残りのお骨は火葬場で供養してもらう形になります。

上のような違いから、お墓の造りにも違いがあります。

納骨方法が違う

関東地方では、お骨を骨壺のまま納めるため、広いスペースの納骨室が必要になります。

関西地方では、お骨を骨壺からさらしの袋に移し替えてから納骨します。さらしの袋は数年で土に還り、お骨も数十年という時間をかけて土に還っていくという形になります。

地域によってまったく違う慣習が根付いていることに驚いてしまいますね。他にも地域差があるので、またの機会にお話させていただきます。