永代供養とは?その意味と探し方を完全解説
投稿日:2020年03月23日
こんにちは、㈱西鶴の藤田です。春ですね。さくらの蕾がピンクになり、今にも開きそうです。これから、ハピネスパーク交野霊園は良い季節になりますね。
永代供養とは?なにか?
新しいお墓のかたち、供養のかたちとして、ここ数年注目されているのが「永代供養(えいたいくよう)」です。
「永代」とは「限りのない長い年月」という意味です。つまり「永代供養」とは、亡くなった後、お寺や霊園に未来永劫、供養し弔うことをお願いするということです。
永代供養という考え方が広まった背景
日本では、どこの家庭もお寺に属すことが定められた「檀家制度」が、江戸時代より続いていました。この檀家制度によって、家族が亡くなると菩提寺の僧侶にお葬式を執り行ってもらい、またご先祖の命日には僧侶を招いて法事を行い、お彼岸やお盆には、お墓参りをし、お坊さんに読経していただくという習慣が、長く続いたのです。
しかし、戦後の高度成長期を経て、多くの日本人は故郷を離れ、都会で生活するようになってきました。それでもまだ「家を継ぐ」という考え方が残っていたころは、家を継ぐ=先祖代々の墓を継ぐ、と多くの人が思っていました。
ところが故郷を離れた世代が、二代目、三代目になり、また少子社会の到来とともに、故郷の家やお墓を守る人がだんだんいなくなってきました。
先祖代々のお墓はあるけれど、そこにはほとんど行くこともない、菩提寺のお坊さんとも会ったことがない、という人が増えるにつれ、多くの人のお墓に対する考え方も変わってきました。実家の両親が亡くなった後、先祖代々の墓があるから、という理由でなじみもなく、お参りも不便な田舎の墓に祀りたくない、と思う人や、自分の墓所は自分で選びたい、と考える人が増えてきたのです。
永代供養という考え方は、そんな事情を背景に登場しました。
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